こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。

 

今回は、コミュニケーションプランナーマネージャーとして活躍する穐田(あきた)さんに、これまでのキャリアや具体的な仕事内容、Capexで働く面白さ、そして今後の目標について伺いました。

 

家電量販店のカメラ販売の現場で感じた“一対一接客の限界”、Webメディアで味わった“一方向的な情報発信”のもどかしさ。これらを打破するヒントを求めた穐田さんがたどり着いたのは、Capexの対話AIでした。

 

「誰もが公平に一定水準のサービスを受けられる仕組みを作りたい」という思いで飛び込んだ新天地。

 

そこでは、“リアルタイムかつ双方向”のコミュニケーションを実現するための取り組みが、想像以上のスピード感と可能性をもって進んでいました!ぜひ最後までご覧ください。


穐田 純也(あきた・じゅんや)

 

株式会社Capex 事業開発部

 

1990年6月生まれ。東京都出身。

日本大学経済学部卒。

 

2015年 株式会社ヨドバシカメラ入社 秋葉原店 カメラチーム配属

2021年 株式会社マイベスト入社 コンテンツ制作部/クオリティコントロール部 コンテンツ制作や品質管理に従事

2024年 株式会社Capex入社

 


 

“AI”が開拓する次なる一手。「誰もが公平に」を実現するCapexとの出会い

ーーまずは、穐田さんご自身の経歴についてお聞かせください。

大学時代にカメラを趣味として始め、次第にそれを仕事にしたいという思いが芽生えました。その情熱を持ったまま他業界も検討しましたが、カメラ関係に携わりたいと、新卒でヨドバシカメラに入社。店舗のカメラコーナーで約6年間、デジタル一眼や撮影機材の接客販売に携わりました。

 

お客様それぞれのニーズに合った機材やカメラをご提案し、お客様の期待値以上の接客で課題解決ができ、結果喜んでいただけた瞬間に、深いやりがいを感じていたのを覚えています。

 

しかし、店頭での「一対一」の接客は、応対できる人数や接客スタッフの質の点などで限界があり、何かしら課題を持っている顧客の課題解決手法として限界を感じるようになりました。

 

そこで、注目したのがWEBコンテンツです。WEBならば、ユーザーが自分の好きなタイミングで情報にアクセスし、店舗の枠を超えて広範囲に価値を提供できる。そう考えて、WEB制作会社へ転職を決意しました。

 

ーー具体的に、WEB制作会社ではどのような業務に携わったのでしょうか?

企画立案から商品の検証・執筆、さらに撮影ディレクションまで幅広く手がけました。その後、品質管理部門に異動し、コンテンツの品質・精度向上を図るための仕組みづくりにも携わりました。

 

ただ、WEBを通じた一方向的な情報発信にも限界があり、ユーザーのリアルタイムな反応を把握しづらいという新たな壁に直面しました。

 

記事という形で情報を届けることはできても、ユーザーがどのように感じているか、どう反応しているかがわからない。よりリアルタイムで、双方向的な関係を構築できる仕組みはないかと考えていた矢先に、Capexに出会いました。

 

ーーCapexとの出会いのきっかけを教えていただけますか?

転職エージェントの紹介が最初のきっかけでした。そこで「対話AI技術を使ってコミュニケーションを革新しているベンチャー企業だ」と伺い、強い興味を抱いたのです。

 

実際に話を聞いてみると、社会人になってから私が大切にしてきた「ユーザーと直接触れ合いながら、ユーザーのためになる価値を提供する」というスタンスと、Capexのビジョンとが非常に合致していると感じました。

 

しかも、AIという全く新しい切り口を通じて、これまでの接客やコンテンツ制作の延長線上で、さらに大きなユーザー課題を解決できそうだと直感したのです。

 

「よりリアルタイムで双方向のコミュニケーションを実現したい」という私の思いが、Capexなら叶えられるかもしれない。そこに強く惹かれたことが、Capexをより深く知りたいと思った一番の理由ですね。

 

ーー最終的にCapexへの入社を決めた理由について教えてください。

最も決定的だったのは、Capexの面談時に事業部長の新才から聞いた「誰もが公平に一定水準のサービスを受けられる仕組みを作りたい」という言葉です。

 

ヨドバシカメラでの接客業務では物理的な限界を感じ、マイベストでは一方向的な情報発信の課題に直面していた私にとって、Capexが提供するAIを駆使した仕組みは、“誠実な営業マン”のように一人ひとりに最適な情報を届ける可能性を持っていると確信しました。

 

この理念は、私が追い求めてきた方向性と完全に一致しており、今までの経験を存分に活かせる場だと感じたのです。「ここなら自分の実現したいことを形にできる」という手ごたえを得て、入社を決意しました。

 

“短文で惹きつける”秘訣はデータにあり。対話シナリオ制作の奥深さとギャップ

ーー現在の仕事内容について教えてください。

現在の主な業務は、ライターのマネジメントと対話アプリケーション上(例えばLINEやFacebook Messenger)でユーザーに届けるメッセージ群(シナリオと呼んでいます)の企画・作成です。また、コミュニケーション・デザイナーのマネージャーと聞いて想像されるであろう業務の枠を超えて、データアップロードやリリースに関するエンジニア寄りの業務も一部担っています。

 

ーー入社前後で、何か大きなギャップを感じられましたか?

これまで経験してきた業務とは異なる部分が多く、良い意味で新しい発見の連続でした。

 

これまで長文記事の執筆をメインに行ってきた私にとって、対話シナリオ作成はまったく新しいフォーマットへの挑戦でした。WEBメディアに掲載される記事と違い、ユーザーが自ら検索して読むわけではなく、「メッセージを開封してもらう」ことを常に意識しなければなりません。

 

短い文章でいかに魅力を伝えるか、瞬時に情報を伝えるか、どうすれば開封率や進行率を高められるかを考える必要があり、その奥深さは想像以上でしたね。

 

近年はYouTubeや音楽コンテンツと同様に短尺化が進んでおり、短文メッセージの需要は今後ますます高まると思います。長文コンテンツに慣れたライターにとって、新たなチャレンジの場として大きな可能性を感じています。

 

ーーCapexではCustomer, Execution, Factの3つのバリューがありますが、実際に業務を進めるうえで特に意識していることはありますか?

 

特に、「事実・数字に基づいて考え、決める」を強く意識しています。前職のヨドバシカメラでは、目の前の顧客から直接ニーズを事実として引き出すことができ、会話の中で表情変化などから懸念なども読み取れましたが、CapexではLINEというプラットフォームを介していることもあり、ユーザー像がやや見えにくい側面があります。もちろん、ユーザーの表情は読み取れませんよね。

 

そこで、データや事実を可能な限り収集・分析し、主観や思い込みだけに頼らないように心がけています。例えば過去の事例や数値をもとにユーザーの行動パターンを推測し、そこから最適なシナリオを組み立てるのが基本的なアプローチです。

 

ユーザー像を勝手に想像してしまうと、本来のニーズやユーザーの潜在ニーズを見誤るリスクが高まるため、事実ベースで掘り下げることを大切にしています。

 

ーー穐田さんがコミュニケーション・デザイナーにおけるやりがいや楽しさを感じるのは、どのようなときでしょうか?

やりがいを強く感じるのは、自分自身のスキルアップに加えて、ライターの方の成長を肌で感じられる瞬間ですね。

 

ライターの皆さんの成長は、わかりやすく成果物に反映されます。フィードバックを通じてアウトプットの質が上がり、「このクオリティならユーザーも喜んでくれるはずだ、ユーザーのためになっているだろう」という手応えが得られるのは、大きなモチベーションにつながりますね。

 

――そうした大きなやりがいや楽しさの中でも、大変さや難しさを感じる部分があると思います。どのようなときでしょうか?

スケジュール管理の複雑さです。幅広い業界のクライアントを担当するなかで、各LINEアカウントのシナリオ作成や修正が同時進行するため、優先順位がクライアントごとに頻繁に変わります。

 

ほかにも、幅広い商品知識やターゲット理解力も要求されます。例えば保険業界でも、クライアントAとBでは商品・サービスの特性が異なり、必要な知識も大きく変わります。それぞれのクライアント・商品ごとの魅力を最大限ユーザーに伝えるためには自己研鑽は欠かせません。

 

これらを並行して動かしながら優先度を見極めスケジュール管理を行うことは容易ではありませんが、スタートアップ特有のスピード感と相まって、非常に挑戦的で刺激的な環境だと感じています。

 

「撮る・作る」で仕事もはかどる?カメラ好きが語る、フォトウォーク&料理のリフレッシュ術

――休日はどのように過ごされていますか?

休日はカメラを持ってフォトウォークをすることが多いです。仲間と集まって街を散歩しながら撮影し、最後にご飯を食べて解散するのが定番ですね。

 

カメラ好き同士なので自然と話が弾みますし、知らない街角や季節の変化を写真で切り取るのがとても新鮮です。解散後に写真を共有するのですが、人が撮った写真を見るのもいい刺激になって面白いですよ。

 

あとは、かなり現実的ですが、平日にできなかった家事をまとめて片づける時間にも充てています(笑)。

 

――仕事や創造性にも活かせそうなリフレッシュ方法があれば教えてください。

 料理が趣味で、中学生の頃からずっと楽しんできました。最近は特に低温調理器がお気に入りで、お肉を一番おいしい温度で調理できるのが魅力ですね。

 

温度や時間を微調整することで、同じ食材でも味わいが変わるので、試行錯誤する過程がとても楽しいです。こうした「こだわり」と「発見」を味わえる時間が、最高のリフレッシュになっています。

 

品質へのこだわりが導く好循環。“ユーザーのため”を本気で追求し、新しい未来を一緒に描きませんか?

ーー今後取り組みたいことや目指している目標について教えてください。

まずは、自身のスキルを着実に高めて「一人前の戦力」として貢献できるレベルに到達することが最優先です。

 

そのうえで、ユーザーにとって本当に価値のあるコンテンツを追求していきたいと考えています。例えば、より高品質なメッセージやシナリオを提供し、ユーザーに喜ばれることでクライアントも満足する。そうした好循環を生み出すクオリティを実現したいですね。

 

社内でもクオリティ向上を目指す取り組みが進んでおり、そこに自分の知識やアイデアで貢献したいと思っています。

 

――Capexで働く一番の魅力や面白みは何だと思いますか?

社長や事業部長との距離が近く、意思決定がスピーディーに行われる点はとても魅力的ですね。自分の提案がすぐに検討され、実行に移されるスピード感は、Capexの柔軟な組織体制だからこそ実現できると思います。

 

また、マネージャーやライターとして、これまでまったく知らなかった業界や分野を深く学ぶ機会が多いのも大きなポイントです。

 

例えば、Capexでは金融業界の大手企業を中心に幅広いクライアントと取引しています。私自身、両親が保険会社出身にもかかわらず保険には興味がなかったのですが、業務を通じて「こんな仕組みがあるのか」「この商品でこんな課題を解決できるのか」といった新たな発見が次々にあり、その新鮮さがとても刺激的でした。

 

さらに、AIの最先端技術を学べる点も、他にはない魅力だと思います。さまざまな業界知識と先端技術の両方を吸収しながら、ユーザーやクライアントに貢献できるという意味でも、Capexで働く面白さは格別だと思います。

 

ーーどのような方と一緒に働きたいと考えますか?

「ユーザーのためになるコンテンツやシナリオを本気でつくりたい」という強い想いを持った方とご一緒したいです。

 

先ほども触れましたが、最終的にほかのサービスとの差を生むのは、どれだけユーザーに喜んでもらえるかに尽きると考えています。そしてその喜びが、巡り巡ってクライアントの満足にもつながる。

 

だからこそ、ユーザー本位のコンテンツづくりには非常に大きな価値があると考えます。その点に情熱を注ぎ、互いに改善を重ねられる仲間が増えることで、きっと“最高にワクワクする”環境になるでしょう。そんな方とぜひ力を合わせて、より良いサービスを生み出していきたいですね。

 

ーー最後に、Capexに少しでも興味を持ってくださった方へメッセージをお願いします!

Capexは、一人ひとりの意見やアイデアがダイレクトに反映される環境です。既に大手企業との取引も複数進行しており、スタートアップならではのスピード感と大規模案件に携われる面白さが同居した、ちょっと不思議で刺激的な環境です。

 

「さまざまなタスクや領域に挑戦してみたい」「AIを活用して新しい価値を生み出したい」という方には、めちゃめちゃ楽しいと思います。

 

アイデア次第でどんどん形にできるので、自分のひらめきが会社の成長に直結する手応えを、存分に実感していただけると思います。

 

少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひカジュアルにご応募・ご相談ください。皆さんと一緒に、新しい挑戦を積み重ねていけることを楽しみにしています!

 

ーー穐田さん、ありがとうございました!

 

 


 

 

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