こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。

 

今回は、グローバルビジネス開発部(Global Business Development)で活躍するHuiying Jiang(フイイン・ジャン)さんに、これまでのキャリアや現在の仕事内容、Capexで働く魅力、そして今後の目標について伺いました。

 

官公庁・政府関連のイベント・セミナー運営で培った「一歩一歩確実に成果を創り出す力」、シリコンバレー発VCでの「未来を見据えた事業創造力」、世界的プラットフォームを運営するByteDanceで得た「国際的な規模で動かす実行力」。

 

Jiangさんはそれらを掛け合わせながら、“対話AI”のグローバル展開を強化すべくCapexに飛び込みました。ぜひお読みいただけますと幸いです!

 

 


Huiying Jiang(フイイン・ジャン)

 

株式会社Capex グローバルビジネス開発部(Global Business Development)

 

1991年9月生まれ。中国出身。

富山大学大学院 経済学研究科 企業経営専攻。

 

2017年 株式会社OMC  Asistant Director

2022年 Plug and Play Japan  Progaram Manager(Mobility Vertical)

2024年 Bytedance株式会社 Advertiser Experience Program Manager

2025年 株式会社Capex入社 

 


「グローバルな環境」「大きな裁量」「伸びしろのある領域」の3点を重視して、出会ったCapex

ーーまずは、Jiangさんご自身の経歴についてお聞かせください。

最初のキャリアは広告代理店の株式会社OMCからスタートし、主に官公庁や政府関連のイベントやセミナー、カンファレンスの企画・運営に従事しました。

 

充実した環境に身を置くなかで、自分の成長機会をさらに広げたいという思いが強まり、「よりスピード感のある現場で新しい挑戦をしてみたい」と考えるようになりました。

 

そして、シリコンバレー発のベンチャーキャピタルであるPlug and Play Japanへ転職。そこでは約2年2か月、スタートアップと大企業をつなぐエコシステムの一環としてモビリティ分野のアクセラレータプログラムの企画と運営を担当しており、スタートアップの成長をサポートしました。

 

日々、最先端の技術と様々なビジネス協業可能性に溢れたイノベーションに触れられる環境は本当に刺激的でしたね。

ーーそうした経験を経て、次のステップとして何を重視されたのでしょうか?

自分が支援していたスタートアップの成長をもっと間近で見たい、学びたいという思いが強くなり、そこで出会ったのがByteDanceです。

 

TikTokを運営する世界的なテクノロジー企業として知られていますが、そこでプログラムマネージャーとして広告主向けサービスの体験向上に携わりました。

 

急速に拡大するプラットフォームのダイナミズムを肌で感じられたことは、本当に貴重な経験だったと思います。

 

ーーCapexとの出会いのきっかけを教えていただけますか? 

ByteDanceを離れた後は、しばらくゆっくり過ごしながら転職サイトやSNSを緩やかに眺めていました。そのとき、LinkedInで偶然目に留まったのがCapexの求人でした。

 

これまで私が携わってきたAI関連のサービスは、業務効率化をメインにしたものが多かったのですが、CapexではAIを「質問に答える」だけの存在ではなく、営業やデジタルマーケティングの成果を高めるための“双方向コミュニケーションツール”として活用していると知りました。今までになかったアプローチで面白そうだと感じ、強く惹かれたのです。

 

ーー数ある企業の中から、最終的にCapexを選んだ決め手を教えてください。

企業を選ぶ上で「グローバルな環境」「大きな裁量」「伸びしろのある領域」の3点を重視していましたが、Capexはそのすべてを満たしていました。

 

グローバル展開に関しては、アメリカ拠点の立ち上げを含むプロジェクトが進行中で、まだ何も形のない海外拠点を一から創り上げられる可能性に大きなやりがいを感じました。

 

また、対話AIの領域は今後さらに拡大すると確信しており、Capexの方向性と私の関心が一致した点も大きな決め手です。

 

また、スタートアップならではの大きな裁量を期待できることも魅力的でしたね。最初の面談でお会いした社長の小亀さんは、言葉の端々から行動力を感じ、「ぜひこの方のもとで新しい価値を生み出してみたい」と思いました。

 

ーー実際に入社してみて、Capexの雰囲気や仕事のスタイルをどのように感じていますか?

前職と比べると雰囲気や働き方に違いはありましたが、それをむしろ新鮮に感じています。

 

例えば前職はスモールトークが日常的に多い職場でした。多様な出会いや学びがあって魅力的だった反面、集中して作業したいときには会議室にこもるなどの工夫が必要だったんです。

 

Capexは良い意味でみんなが淡々と仕事に向き合っていて、必要なときだけスッと会話を交わすスタイルです。

 

周囲に相談しやすい雰囲気はそのままに、全体的にとても静かで落ち着いているので、自然と集中モードに入りやすいんです。私自身、この雰囲気がとても心地よく、自分のペースを大切にしながら仕事ができると感じています。

 

やりがいは“探求”の中に。

ーー現在の仕事内容について教えてください。

私はグローバルビジネス開発部(Global Business Development)に所属しており、日本ではまだ私ひとりの部署です。普段は小亀さんやアメリカ拠点のメンバーと連携しながら、BtoBマーケティングの施策を推進しています。

 

「まず日本で土台を作り、海外でも横展開できる仕組みを整える」というミッションのもと、現在はSNSやオウンドメディアを活用した認知度向上やリード獲得に注力しています。

 

ーーやりがいや楽しさを感じるのは、どのようなときでしょうか?

やはり施策を考えて試す時ですね。BtoBマーケティングは正解がないので、「あれを試してみよう」「これをやってみよう」と工夫するプロセスがとても楽しいです。

 

直近で言うと、2024年12月から2025年1月頃にかけて、月1~2回ペースで導入事例などの記事をコーポレートサイトに公開し、それをLinkedInやFacebookなどのSNSへ誘導する取り組みを始めたんです。ちょうど昨日確認したらLinkedInのフォロワーが1000人を超えていて、数か月で予想以上の成果でした。

 

小さな成果ですが、課題に対して最適なソリューションを考え、戦略を立てて実行し、成果が目に見える瞬間はやはり大きなやりがいですね。

 

実は私、マーケティングをがっつりやってきたわけではないので、「私で大丈夫かな?」と思ったこともありました。でも小亀さんが「まずは、いろいろ試してみよう」と言ってくださるのは本当にありがたいですし、調べながら学ぶことも多いです。

 

ーーJiangさんの企画力や発案力をそのまま活かせる環境なんですね。

そうですね。小亀さんはまずはトライしてみることを後押ししてくれますし、ご自身でもアイデアが次々に浮かぶ方です。私も実現可能性やコスト面はしっかり精査した上で、まずは小規模にテストして進めるよう心がけています。

 

これからも学びを重ねながら、Capexの魅力を広く伝えていきたいですね。

 

ーー逆に大変な点は何がありますか?

特に2点あると感じています。1つは限られたリソースの中でどう成果を最大化するか。もう1つはマーケティングで、KPIを設定しても効果をどう可視化するかが難しいところです。

 

このような課題には、まずは社内で優先順位を明確にしながら、小さなトライ&エラーを積み重ねるようにしています。結果が出るまでの過程をこまめに確認し、上手くいかなかったら軌道修正しながら進めるイメージですね。とにかく試して、動きながら学びを得ていくことが大切だと思います。

ーーCapexの3つのバリューのうち、特に意識しているのはどれですか?

 

3つすべて大切ですが、私が特に意識しているのは「行動力」です。もともとは自分で「行動力が高いタイプ」とは思っていなかったのですが、Capexに入社してから、周囲のスピード感や前向きな姿勢に刺激を受けて、自然と動くことを優先するようになりました。

 

たとえば以前は一人で抱えがちだった悩みや疑問も、いまはすぐにメンバーや上司に相談しています。

 

誰かに聞いてみるとすぐにヒントが得られたり、次のアクションが明確になったりするので、「迷ったら動く」というスタンスが身についてきました。結果的に、前述した課題に対しても“行動することで”少しずつクリアできていると感じています。

 

オフは“人との交流×運動”で、身体も心もリフレッシュ。

ーーお休みの日はどのように過ごされていますか?

休みの日は、人と会うか、ゆっくり休むことが多いです。人と会うときは、また普段と違ったエネルギーをもらったり、新しい情報を得たりすることが好きです。

 

それ以外では運動が好きで、最近は音楽に合わせながら自転車をこぐフィットネスジムに通い始めました。

 

運動の影響は体だけではなく、心にも脳にも良いというのをここ数年間でとても実感しています。私にとって、ある意味メディテーションのようなもので、自分の内側に集中できる大切な時間だと思っています。

 

実は今年、マラソンにも挑戦してみようと考えていて、マラソンのTシャツが密かなモチベーションです(笑)。走るのは苦手なんですが、数か月をかけて練習する過程でどんな効果や気づきが得られるか今から楽しみにしています。

 

ーー仕事中に疲れたり、煮詰まったりしたときはどのようにリフレッシュされていますか?

オフィス周辺を散歩したりして頭をクリアにするのはよくやります。

 

オフィスの近辺は散歩にちょうどいい雰囲気ですし、考えが煮詰まっているときに、そのまま机にかじりついていても進まないことが多いですからねまずは一度リセットしてから再スタートするようにしています。

 

自分の”やりたい”をグローバルで活かす!主体性が尊重されるフラットな組織で一緒にチャレンジしませんか?

ーー今後取り組みたいことや目指している目標について教えてください。

まずは日本市場でのBtoBマーケティングの基盤をしっかり築いていきたいと考えています。その上で、そこで培ったノウハウを海外拠点へと展開し、さらなる成長ができる環境を整えていきたいと思っています。

ーーCapexで働く魅力や面白みは何だと思いますか?

 私が感じているCapexの魅力は、次の3つです。

 

(1) 裁量権の大きさ

入社前に想像していた以上に幅広い範囲で仕事を任せてもらえて、自分の「やりたい」をすぐ行動に移せます。新しい施策も「まずやってみよう」という空気があるので、チャレンジ精神を存分に発揮できる環境です。

 

(2) シームレスなコミュニケーション

全員が同じ目標と戦略をしっかり共有しているからこそ、みんなの目指す方向と取り組む目的が明確になり、コミュニケーションコストが驚くほど低いです。お互いの役割も自然と見えてくるので、誰が何をすればいいか迷わずに動けるのがとても魅力的だと思います。情報がスムーズに共有される分、チーム全体のスピード感が上がるのを実感しています。

 

(3) グローバル展開に関われるチャンス
これから海外拠点を含めた事業拡大が本格化していくので、新しい市場に挑戦したい方には本当にうってつけだと思います。海外でのビジネスチャンスを掴みたい方に、ぜひおすすめしたいです。

 

ーーどのような方と一緒に働きたいと考えますか?

まずは、自ら考え、主体的に動ける方とご一緒したいと考えています。「考える力」は非常に重要で、そこから生まれたアイデアを論理的に説明し、周囲を巻き込んでいく力がある方は、とても頼もしい存在です。

 

また、変化を前向きに楽しみながら、柔軟に対応できる方にもぜひ来ていただきたいですね。会社としての方針はありますが、自分の担当領域にとどまらず、「こうしたい」と思ったことは、すぐにトップと話し合い、実行に移せる環境があります。

 

そうした自由度の高さを楽しめる方にとって、非常にやりがいのある環境だと思います。

 

ーー最後に、Capexに興味を持ってくださった方へメッセージをお願いします!

Capexは今、アクティブに採用を行っています。ゼロから何かを生み出したい、変化を起こしたいという強い意志のある方であれば、きっと大きなやりがいを感じていただけるはずです。

 

皆さんと一緒に、新しい価値を創出できることを心から楽しみにしています!

 

ーーJiangさん、ありがとうございました!

 


 

Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!

詳細はこちらのページよりご確認ください。

Capex では、エンジニアがイノベーションを推進し、複雑な課題に挑戦する重要な役割を担っています。今回は、サーバーサイドエンジニア Akhil Surapuram にインタビューを行い、彼のキャリアの歩みや Capex での経験について話を聞きました。

 


Akhil Surapuram (Akhil /アキヒル)

株式会社Capex サーバーサイドエンジニア

1996年生まれ。 インド出身。

Amrita Vishwa Vidyapeetham, Engineer’s Degree

2018年 Chargebee,  Product Engineer

2019年 Kaleidofin,  Software Developement EngineerⅡ, Data Enginnering

2022年 Florida State University, Master of Science

2024年    First Wave AI, Senior Full Stack Engineer

2024年 Capex サーバーサイドエンジニアとして入社

 

自己紹介とバックグラウンド

ーーAkhil さん、本日はインタビューありがとうございます!まずは、ご自身のキャリアについて教えてください。どのようにしてエンジニアになり、Capex に入社されたのでしょうか?

Akhil: もちろんです!私はインド出身で、そこでテクノロジーの世界に足を踏み入れました。学位取得後、ソフトウェアエンジニアとして 4 年間働き、主にバックエンド開発を担当しながら、フロントエンド技術や AI 分析にも触れていました。

より専門性を高めるためにアメリカに渡り、修士課程で AI を活用したセキュリティプロジェクト に携わりました。特に、警察向けの AI 駆動型システムの開発に取り組み、大規模な画像や動画を解析して捜査を支援する技術を開発しました。これは 最先端技術と社会課題の解決 を融合させる貴重な経験でした。

しかし、より スケーラブルでインパクトのある AI ソリューション に取り組みたいという想いが強まり、Capex に出会いました。Capex では 技術的な挑戦と自己成長の機会 の両方を得られると確信し、入社を決めました。

Capex との出会いと第一印象

ーー Capex をどのように見つけ、なぜ入社を決めたのですか?

Akhil: 転職活動中に Wellfound(旧 AngelList)で Capex を見つけました。当時、自分のスキルをさらに高められる挑戦的な環境 を探しており、Capex の 最先端の AI 技術とプラットフォーム開発 に強く惹かれました。

私の技術スタックは Capex のものと完全には一致していませんでしたが、それを障害とは考えず、むしろ成長の機会と捉えました。特に Azure のクラウドネイティブサービス(Functions, SQL Database, Web Apps など)サーバーレスアーキテクチャ に興味を持ち、Capex でなら 次世代の会話型 AI ソリューション に携われると確信しました。

Capex での日常

ーー 現在、Capex での1日はどのような流れですか?

Akhil: 私の1日は 戦略的な計画、問題解決、最先端の開発 を組み合わせたダイナミックなものになっています。朝はタスクの優先順位を整理し、エンジニアリングのロードマップと整合性を取ることからスタート します。

Slack を活用したリアルタイムのやり取り、深掘りが必要な議題はスケジュールを組んで詳細な議論を行い、共有ドキュメントで情報を一元化することで、円滑な連携を実現しています。

私の主な業務は、バックエンドシステムの設計、AI を活用した検索機能の最適化、複雑なバグのデバッグ、スケーラブルなソリューションの開発 など多岐にわたります。毎日が新たな挑戦であり、それがこの仕事の魅力です!

技術的な挑戦と改善

ーーどんな仕事にも課題はつきものですが、Capexでの最大の挑戦は何ですか?

Akhil: 私はこうした状況を「課題」としてではなく、システムを洗練させるチャンス と捉えています。スケールする組織にとって、こうした変化は自然な成長プロセスの一部です。

現在、特に力を入れているのは、レガシースタックのモダナイズです。これまで維持に手間がかかっていた要素を見直し、より効率的なワークフローを実現しようとしています。

これにより、本来注力すべきイノベーションにリソースを集中できるようになります。実際に、.NETのレガシーフレームワークや旧式の仮想環境を刷新することで、開発サイクルを40%以上短縮できる可能性があり、エンジニアたちはよりインパクトの大きい業務に取り組めるようになります。

何よりもCapexの魅力は、「イノベーションが奨励される」だけでなく、「それが当たり前」な文化が根付いていること。 私たちは単に既存システムを改善するのではなく、インフラそのものを再構築し、常に最新のベストプラクティスに適応しながら、競争力を維持しています。

変化を語るだけではなく、実際に未来のテックスタックを形にしていく。それが、Capexのエンジニアリングチームの醍醐味です。

 

将来のキャリアビジョン

ーー 今後のキャリアビジョンを教えてください。

Akhil: 将来的には、技術リーダーとして会社を導き、エンジニアチームを育成し、テクノロジーの最前線で活躍したい と思っています。

具体的には、CTO やプリンシパルエンジニア、あるいはスタートアップの技術アドバイザーとして、技術のスケール化を支援する ことに関心があります。大きなアイデアを実現する場所で活躍し続けたいですね。

仕事以外の楽しみ

— 仕事以外ではどのように過ごしていますか?

Akhil: 今はバレーボールにハマっています! でも数年ごとに新しいスポーツに挑戦するのが好きで、以前はラケットボールをやっていました。次は何を始めるかわかりませんが(笑)。

スポーツは単なる趣味ではなく、頭をクリアにし、ストレスを解消し、競争心を維持する大切な時間 です。

AI の未来について

ーーAI は今後、人間の仕事を奪うと思いますか?

Akhil: AI は産業革命のように、多くの業界を変革していくでしょう。しかし、人間を完全に置き換えることはないと考えています。AI は 反復的なタスクを自動化 しますが、人間の創造力や問題解決能力には限界がありません。

AI は 「N」レベルのタスクを処理 できますが、人間は常に 「N+1」のレベル を見つけ、新たな価値を生み出します。AI を恐れるのではなく、共存し、進化することが重要 です。

最後に

ーー Capex に興味を持っているエンジニアへのメッセージをお願いします!

Akhil: 複雑な課題に挑戦し、技術の限界を押し広げ、優れたチームと共に成長したいエンジニアには、Capex は最高の環境 です。ここでは、イノベーションが文化として根付いており、刺激的なプロジェクトに携わるチャンス があります。

成長を求めるなら、Capex の扉を叩いてください!

 


 

Akhil のストーリーは、Capex での成長機会を象徴するものです。

興味のある方は、ぜひ採用情報をチェックしてください!

 

 

こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。

 

今回は、コミュニケーションプランナーマネージャーとして活躍する穐田(あきた)さんに、これまでのキャリアや具体的な仕事内容、Capexで働く面白さ、そして今後の目標について伺いました。

 

家電量販店のカメラ販売の現場で感じた“一対一接客の限界”、Webメディアで味わった“一方向的な情報発信”のもどかしさ。これらを打破するヒントを求めた穐田さんがたどり着いたのは、Capexの対話AIでした。

 

「誰もが公平に一定水準のサービスを受けられる仕組みを作りたい」という思いで飛び込んだ新天地。

 

そこでは、“リアルタイムかつ双方向”のコミュニケーションを実現するための取り組みが、想像以上のスピード感と可能性をもって進んでいました!ぜひ最後までご覧ください。


穐田 純也(あきた・じゅんや)

 

株式会社Capex 事業開発部

 

1990年6月生まれ。東京都出身。

日本大学経済学部卒。

 

2015年 株式会社ヨドバシカメラ入社 秋葉原店 カメラチーム配属

2021年 株式会社マイベスト入社 コンテンツ制作部/クオリティコントロール部 コンテンツ制作や品質管理に従事

2024年 株式会社Capex入社

 


 

“AI”が開拓する次なる一手。「誰もが公平に」を実現するCapexとの出会い

ーーまずは、穐田さんご自身の経歴についてお聞かせください。

大学時代にカメラを趣味として始め、次第にそれを仕事にしたいという思いが芽生えました。その情熱を持ったまま他業界も検討しましたが、カメラ関係に携わりたいと、新卒でヨドバシカメラに入社。店舗のカメラコーナーで約6年間、デジタル一眼や撮影機材の接客販売に携わりました。

 

お客様それぞれのニーズに合った機材やカメラをご提案し、お客様の期待値以上の接客で課題解決ができ、結果喜んでいただけた瞬間に、深いやりがいを感じていたのを覚えています。

 

しかし、店頭での「一対一」の接客は、応対できる人数や接客スタッフの質の点などで限界があり、何かしら課題を持っている顧客の課題解決手法として限界を感じるようになりました。

 

そこで、注目したのがWEBコンテンツです。WEBならば、ユーザーが自分の好きなタイミングで情報にアクセスし、店舗の枠を超えて広範囲に価値を提供できる。そう考えて、WEB制作会社へ転職を決意しました。

 

ーー具体的に、WEB制作会社ではどのような業務に携わったのでしょうか?

企画立案から商品の検証・執筆、さらに撮影ディレクションまで幅広く手がけました。その後、品質管理部門に異動し、コンテンツの品質・精度向上を図るための仕組みづくりにも携わりました。

 

ただ、WEBを通じた一方向的な情報発信にも限界があり、ユーザーのリアルタイムな反応を把握しづらいという新たな壁に直面しました。

 

記事という形で情報を届けることはできても、ユーザーがどのように感じているか、どう反応しているかがわからない。よりリアルタイムで、双方向的な関係を構築できる仕組みはないかと考えていた矢先に、Capexに出会いました。

 

ーーCapexとの出会いのきっかけを教えていただけますか?

転職エージェントの紹介が最初のきっかけでした。そこで「対話AI技術を使ってコミュニケーションを革新しているベンチャー企業だ」と伺い、強い興味を抱いたのです。

 

実際に話を聞いてみると、社会人になってから私が大切にしてきた「ユーザーと直接触れ合いながら、ユーザーのためになる価値を提供する」というスタンスと、Capexのビジョンとが非常に合致していると感じました。

 

しかも、AIという全く新しい切り口を通じて、これまでの接客やコンテンツ制作の延長線上で、さらに大きなユーザー課題を解決できそうだと直感したのです。

 

「よりリアルタイムで双方向のコミュニケーションを実現したい」という私の思いが、Capexなら叶えられるかもしれない。そこに強く惹かれたことが、Capexをより深く知りたいと思った一番の理由ですね。

 

ーー最終的にCapexへの入社を決めた理由について教えてください。

最も決定的だったのは、Capexの面談時に事業部長の新才から聞いた「誰もが公平に一定水準のサービスを受けられる仕組みを作りたい」という言葉です。

 

ヨドバシカメラでの接客業務では物理的な限界を感じ、マイベストでは一方向的な情報発信の課題に直面していた私にとって、Capexが提供するAIを駆使した仕組みは、“誠実な営業マン”のように一人ひとりに最適な情報を届ける可能性を持っていると確信しました。

 

この理念は、私が追い求めてきた方向性と完全に一致しており、今までの経験を存分に活かせる場だと感じたのです。「ここなら自分の実現したいことを形にできる」という手ごたえを得て、入社を決意しました。

 

“短文で惹きつける”秘訣はデータにあり。対話シナリオ制作の奥深さとギャップ

ーー現在の仕事内容について教えてください。

現在の主な業務は、ライターのマネジメントと対話アプリケーション上(例えばLINEやFacebook Messenger)でユーザーに届けるメッセージ群(シナリオと呼んでいます)の企画・作成です。また、コミュニケーション・デザイナーのマネージャーと聞いて想像されるであろう業務の枠を超えて、データアップロードやリリースに関するエンジニア寄りの業務も一部担っています。

 

ーー入社前後で、何か大きなギャップを感じられましたか?

これまで経験してきた業務とは異なる部分が多く、良い意味で新しい発見の連続でした。

 

これまで長文記事の執筆をメインに行ってきた私にとって、対話シナリオ作成はまったく新しいフォーマットへの挑戦でした。WEBメディアに掲載される記事と違い、ユーザーが自ら検索して読むわけではなく、「メッセージを開封してもらう」ことを常に意識しなければなりません。

 

短い文章でいかに魅力を伝えるか、瞬時に情報を伝えるか、どうすれば開封率や進行率を高められるかを考える必要があり、その奥深さは想像以上でしたね。

 

近年はYouTubeや音楽コンテンツと同様に短尺化が進んでおり、短文メッセージの需要は今後ますます高まると思います。長文コンテンツに慣れたライターにとって、新たなチャレンジの場として大きな可能性を感じています。

 

ーーCapexではCustomer, Execution, Factの3つのバリューがありますが、実際に業務を進めるうえで特に意識していることはありますか?

 

特に、「事実・数字に基づいて考え、決める」を強く意識しています。前職のヨドバシカメラでは、目の前の顧客から直接ニーズを事実として引き出すことができ、会話の中で表情変化などから懸念なども読み取れましたが、CapexではLINEというプラットフォームを介していることもあり、ユーザー像がやや見えにくい側面があります。もちろん、ユーザーの表情は読み取れませんよね。

 

そこで、データや事実を可能な限り収集・分析し、主観や思い込みだけに頼らないように心がけています。例えば過去の事例や数値をもとにユーザーの行動パターンを推測し、そこから最適なシナリオを組み立てるのが基本的なアプローチです。

 

ユーザー像を勝手に想像してしまうと、本来のニーズやユーザーの潜在ニーズを見誤るリスクが高まるため、事実ベースで掘り下げることを大切にしています。

 

ーー穐田さんがコミュニケーション・デザイナーにおけるやりがいや楽しさを感じるのは、どのようなときでしょうか?

やりがいを強く感じるのは、自分自身のスキルアップに加えて、ライターの方の成長を肌で感じられる瞬間ですね。

 

ライターの皆さんの成長は、わかりやすく成果物に反映されます。フィードバックを通じてアウトプットの質が上がり、「このクオリティならユーザーも喜んでくれるはずだ、ユーザーのためになっているだろう」という手応えが得られるのは、大きなモチベーションにつながりますね。

 

――そうした大きなやりがいや楽しさの中でも、大変さや難しさを感じる部分があると思います。どのようなときでしょうか?

スケジュール管理の複雑さです。幅広い業界のクライアントを担当するなかで、各LINEアカウントのシナリオ作成や修正が同時進行するため、優先順位がクライアントごとに頻繁に変わります。

 

ほかにも、幅広い商品知識やターゲット理解力も要求されます。例えば保険業界でも、クライアントAとBでは商品・サービスの特性が異なり、必要な知識も大きく変わります。それぞれのクライアント・商品ごとの魅力を最大限ユーザーに伝えるためには自己研鑽は欠かせません。

 

これらを並行して動かしながら優先度を見極めスケジュール管理を行うことは容易ではありませんが、スタートアップ特有のスピード感と相まって、非常に挑戦的で刺激的な環境だと感じています。

 

「撮る・作る」で仕事もはかどる?カメラ好きが語る、フォトウォーク&料理のリフレッシュ術

――休日はどのように過ごされていますか?

休日はカメラを持ってフォトウォークをすることが多いです。仲間と集まって街を散歩しながら撮影し、最後にご飯を食べて解散するのが定番ですね。

 

カメラ好き同士なので自然と話が弾みますし、知らない街角や季節の変化を写真で切り取るのがとても新鮮です。解散後に写真を共有するのですが、人が撮った写真を見るのもいい刺激になって面白いですよ。

 

あとは、かなり現実的ですが、平日にできなかった家事をまとめて片づける時間にも充てています(笑)。

 

――仕事や創造性にも活かせそうなリフレッシュ方法があれば教えてください。

 料理が趣味で、中学生の頃からずっと楽しんできました。最近は特に低温調理器がお気に入りで、お肉を一番おいしい温度で調理できるのが魅力ですね。

 

温度や時間を微調整することで、同じ食材でも味わいが変わるので、試行錯誤する過程がとても楽しいです。こうした「こだわり」と「発見」を味わえる時間が、最高のリフレッシュになっています。

 

品質へのこだわりが導く好循環。“ユーザーのため”を本気で追求し、新しい未来を一緒に描きませんか?

ーー今後取り組みたいことや目指している目標について教えてください。

まずは、自身のスキルを着実に高めて「一人前の戦力」として貢献できるレベルに到達することが最優先です。

 

そのうえで、ユーザーにとって本当に価値のあるコンテンツを追求していきたいと考えています。例えば、より高品質なメッセージやシナリオを提供し、ユーザーに喜ばれることでクライアントも満足する。そうした好循環を生み出すクオリティを実現したいですね。

 

社内でもクオリティ向上を目指す取り組みが進んでおり、そこに自分の知識やアイデアで貢献したいと思っています。

 

――Capexで働く一番の魅力や面白みは何だと思いますか?

社長や事業部長との距離が近く、意思決定がスピーディーに行われる点はとても魅力的ですね。自分の提案がすぐに検討され、実行に移されるスピード感は、Capexの柔軟な組織体制だからこそ実現できると思います。

 

また、マネージャーやライターとして、これまでまったく知らなかった業界や分野を深く学ぶ機会が多いのも大きなポイントです。

 

例えば、Capexでは金融業界の大手企業を中心に幅広いクライアントと取引しています。私自身、両親が保険会社出身にもかかわらず保険には興味がなかったのですが、業務を通じて「こんな仕組みがあるのか」「この商品でこんな課題を解決できるのか」といった新たな発見が次々にあり、その新鮮さがとても刺激的でした。

 

さらに、AIの最先端技術を学べる点も、他にはない魅力だと思います。さまざまな業界知識と先端技術の両方を吸収しながら、ユーザーやクライアントに貢献できるという意味でも、Capexで働く面白さは格別だと思います。

 

ーーどのような方と一緒に働きたいと考えますか?

「ユーザーのためになるコンテンツやシナリオを本気でつくりたい」という強い想いを持った方とご一緒したいです。

 

先ほども触れましたが、最終的にほかのサービスとの差を生むのは、どれだけユーザーに喜んでもらえるかに尽きると考えています。そしてその喜びが、巡り巡ってクライアントの満足にもつながる。

 

だからこそ、ユーザー本位のコンテンツづくりには非常に大きな価値があると考えます。その点に情熱を注ぎ、互いに改善を重ねられる仲間が増えることで、きっと“最高にワクワクする”環境になるでしょう。そんな方とぜひ力を合わせて、より良いサービスを生み出していきたいですね。

 

ーー最後に、Capexに少しでも興味を持ってくださった方へメッセージをお願いします!

Capexは、一人ひとりの意見やアイデアがダイレクトに反映される環境です。既に大手企業との取引も複数進行しており、スタートアップならではのスピード感と大規模案件に携われる面白さが同居した、ちょっと不思議で刺激的な環境です。

 

「さまざまなタスクや領域に挑戦してみたい」「AIを活用して新しい価値を生み出したい」という方には、めちゃめちゃ楽しいと思います。

 

アイデア次第でどんどん形にできるので、自分のひらめきが会社の成長に直結する手応えを、存分に実感していただけると思います。

 

少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひカジュアルにご応募・ご相談ください。皆さんと一緒に、新しい挑戦を積み重ねていけることを楽しみにしています!

 

ーー穐田さん、ありがとうございました!

 

 


 

 

Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!

詳細はこちらのページよりご確認ください。

 

「変化を楽しみながら、新しい価値を生み出す」

対話AIを活用し、企業のマーケティング変革を支援するCapex。

急成長を続ける中、最先端のAI技術を駆使し、企業の課題解決だけでなく、社会全体に新たな価値を提供することを目指しています。Capexでは、一人ひとりが大きな裁量を持ち、スキルアップしながら新たな挑戦ができる環境が整っています。

今回は、異業種から転職し、Capexで新たな挑戦を続ける浅沼さんにインタビュー。前職で培った経験をどのように活かし、Capexで成長しているのか。さらに、スタートアップならではのスピード感や、チームの魅力、そしてこの環境でどのようにキャリアを築いていけるのかについてお聞きしました。

Capexの最前線で活躍するリアルな声を、ぜひご覧ください!

 


浅沼 裕樹(あさぬま・ひろき)

株式会社Capex 事業開発部

1988年5月生まれ。東京都出身

専修大学経営学部卒。

2011年合同会社right stuff起業

2015年株式会社よりそう入社 /CS、マーケティング業務に従事

2024年Capex入社


大学時代に起業。その後、スタートアップで多様な経験を積む

ーー 本日はインタビューありがとうございます!まずは、ご自身のキャリアについて教えてください。

よろしくお願いします!私のキャリアは、大学時代の起業経験から始まりました。その後、さまざまな企業で多岐にわたる業務を経験し、実践的なスキルを培ってきました。新しい挑戦を常に求める中で、Capexの可能性とビジョンに強く惹かれ、入社を決意しました。今では、その環境の中で自分の経験を活かしつつ、さらに成長し続けています。

ーー大学時代に、どのような事業で起業されたのですか?

友人とともに電子書籍のSNSサービスを立ち上げました。当時、スマートフォンの普及が進む中で、「誰もが気軽にクリエイティブな活動を発信できる場を作りたい」という思いが原動力でした。しかし、試行錯誤を重ねたものの事業として軌道に乗せることができず、一度会社を畳む決断をしました。

その後、「もっと多様なビジネスの現場を知りたい」「より実践的なスキルを身につけたい」という思いから、ベンチャー企業でのキャリアを選びました。前職はお葬式関連のスタートアップで、カスタマーサポートからSEOのディレクション、オペレーション改善まで幅広く携わり、サービスの成長を支える経験を積みました。約9年間の在籍中、SEO対策やサービス改善を通じて「ユーザーにとって本当に価値のあるものを作る」という視点の大切さを学びました。

その経験を活かしながら、より挑戦できる環境を求めてCapexに転職しました。現在も「何かを作る」という軸は変わらず、より多くの人に価値を届けるために、新しいプロジェクトに取り組んでいます。

Capexへの入社を決めた理由

ーーCapexへの入社を決めた理由は?

Capexが提供する AIを活用した革新的なサービス に、大きな可能性を感じました。特に、LINEを活用したコンバージョン向上の仕組み は、これまで自分が経験してこなかった新しい領域であり、「ここでなら新しい挑戦をしながら、自分の手で変化を生み出せる」と直感しました。

また、Capexは常に業界の最前線で、新しい価値を生み出し続ける企業です。次々と革新的なサービスを世の中に送り出し、さらにはグローバル展開にも積極的。すでにアメリカにオフィスを構え、韓国拠点もサービスリリースを控えているなど、成長の勢いを肌で感じられる環境です。

「新しいものを生み出し、変化を起こしたい」という自分の想いと、Capexの挑戦し続ける姿勢が重なり、ここでなら自らの手で未来を創っていけるという確信を持ちました。

現在の業務とやりがい

ーー現在の業務内容について教えてください。

現在、PickUpというサービスのリリース業務を担当しています。具体的には、ライターが作成したコンテンツを LINEで最適なターゲットに届けるための設定・調整や、品質管理を行い、配信の精度を高めています。

さらに、クライアントからのフィードバックをもとにコンテンツを改善し、PDCAを高速で回すことも重要な役割の一つです。常にユーザーの反応を見極めながら、より効果的な配信を実現するために試行錯誤を重ねています。

スピード感のある環境の中で、「どうすればより価値のある情報を届けられるか?」を考えながら、日々挑戦を続けています。

ーー仕事の大変なところは?

毎日、クライアントからの要望を反映したコンテンツを社内確認し、リリースする過程では、シームレスなオペレーションとミスのない対応が求められるため、常に緊張感を持って取り組んでいます。多岐にわたる業務がある中で、スケジュール管理は欠かせませんが、その分、自分の工夫次第で成果が大きく変わるところがこの仕事の醍醐味です。

特に、試行錯誤を重ねた施策が しっかり成果につながったときの達成感は最高! ただ業務をこなすのではなく、どうすればより良くできるかを考えながら進められる環境だからこそ、常にワクワクしながら取り組めます。何より、努力が成果につながったときの達成感は格別です!忙しい中でも、自分の手で変化を生み出せる環境だからこそ、毎日が充実しています。

趣味とリフレッシュ方法

ーー仕事以外の時間はどのように過ごしていますか?

土曜日は 友人と出かけてアクティブに過ごし、日曜日は家でリラックス。 このバランスが、自分にとって最高のリフレッシュ方法です。

自転車が趣味で、2週間に1回ほど長距離ライドに出かけます。風を感じながら自由に移動できるのが魅力で、気ままに新しい景色を楽しめるのが最高ですね。

求める人物像とメッセージ

ーーCapexにはどのような人が向いていると思いますか?

変化を楽しみ、新しいことに挑戦する意欲がある方ですね。 Capexでは最先端の技術や手法が日々アップデートされるため、柔軟に対応しながら学び続ける姿勢が欠かせません。

また、チームワークを大切にし、お互いにアイデアを出し合いながら進める環境なので、周囲と協力しながら成果を生み出していくことにやりがいを感じる方にぴったりです。常に変化と成長を求める方なら、ここで存分に力を発揮できると思います!

ーー入社を検討している方へのメッセージをお願いします。

Capexは、挑戦できる環境が整っており、新しいアイデアを形にするチャンスがたくさんあります。スタートアップならではのスピード感の中で、最先端のAI技術を活用しながら、対話型マーケティングの未来を創っていくことができます。

「自分のアイデアを活かしたい」「最先端のAI技術を使って新しい価値を生み出したい」そんな思いを持っている方は、ぜひ私たちと一緒にチャレンジしましょう!

ーー浅沼さん、ありがとうございました!

 

Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!

詳細はこちらのページよりご確認ください。

 

 

 

こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。

 

今回は、Capexの事業開発部で活躍する池田さんに、これまでのキャリアや具体的な仕事内容、Capexで働く面白さ、そして今後の目標について伺いました。

 

大企業での店舗運営や新卒採用の経験を経て、Web広告代理店で実績を積み、そしてスタートアップの最前線Capexへ。自分の可能性を広げるために、果敢に挑戦し続ける池田さん。

 

現在、大手企業との取引が拡大するCapexで、彼はどのように裁量を発揮し、アイデアを形にしているのでしょうか?

 

対話AIの進化を間近に感じながら、「人間らしさ」をサービス設計の軸に置くーー。そこには、大企業では得られなかった“自らのアイデアをすぐ形にできるダイナミズム”がありました!


池田 公輔(いけだ・こうすけ)

 

株式会社Capex 事業開発部

 

 1997年4月生まれ。神奈川県出身。

日本大学生物資源科学部卒。

 

2020年 ニトリ入社 店舗運営部環七梅島店/人財採用部

2021年 DYM入社 WEB事業部係長 法人営業/広告代理事業/SNS広告に従事

2024年 Capex入社

 


市場拡大を加速するCapexの対話AI。“成長環境”を求めたキャリア選択。

ーーまず、池田さんご自身の経歴について教えてください。

コロナ禍で入社したニトリの新卒時代に、手取り足取り細かく丁寧に指導いただいた当時の先輩方のおかげで、成果を出すことができ、相手目線でサービスを提供する意義や大切さを学びました。

 

一方で、大企業は業務フローが整っている分、個人としてできる範囲に限界を感じる場面も多くありました。また、大企業のうちの一人ではなく、個人として市場で戦っていける戦闘力や価値提供ができる人間になりたいという思いがあり、裁量が大きく実力主義のベンチャー企業に転職をしました。

 

ーー転職先のDYMではどのような経験を積まれたのでしょうか?

WEB事業などを手がけるDYMは、事業部ごとに個人事業主のような裁量が求められる環境で、まずはテレアポでゼロから顧客を獲得し、実力で成果を上げることが重視されていました。

 

当初は1日150件から200件のテレアポで数をこなす日々でしたが、クライアントの課題を多角的に提案ができるデジタルマーケティングやSNS広告の営業を通じて、新規営業が大好きになりました。

 

他の営業マンとさらに差別化をするために、WEBサイトやクリエイティブ制作、運用の知見を深め、日々、デジタルマーケティング分野で最強になることを念頭にスキルアップに取り組んだ日々でした。当時の上司、同僚、職場の環境のおかげもあり、これ以上に熱中したことはないくらい全力で仕事に打ち込み、大変恵まれた経験をさせていただきました。

 

ーーCapexに入社する決断をされた背景には、どのような想いやきっかけがあったのでしょうか?

DYMで代理店ビジネスを経験するうちに、新規営業やデジマがさらに大好きになったものの、個人として提供できる幅を広げるために、よりデジタルマーケティングの知見を極めたく、さらなる成長環境を求めて、転職を決意しました。

 

そんな中、様々な企業をリサーチしている中でCapexに辿り着きました。代表の小亀さんは圧倒的な実績を持ち、業界で確かな成果を上げている人。「この人と働けば、自分も大きく成長できる」と直感しましたし、スタートアップでありながら大手金融企業とも取引をしている点にも可能性を感じました。

 

本気でプロダクトに向き合う小亀さんの行動量・知識量・実力には足元に及ばないものの「小亀さんの右腕になりたい!」と感じました。このタイミングで入社させてもらえるなら、小亀さんのもとで、ビジネスアスリートとしての濃厚な日々を送れると思い、入社を決めました。

 

ーースタートアップでありながら、大手金融企業との取引を実現できているのは、どのような強みがあるからだと思いますか?

一番大きいのは確かな実績を積み上げていることですね。確かに小亀さんや事業部長の新才さんが金融業界出身という安心感もありますが、それ以上に重要なのは単に「コンバージョン数を増やす」だけを目的にしないことです。クライアントの皆様は、継続率や客単価など、CPOの最大化や数値化しにくい企業課題が多くあります。そこに貢献できることが当社の強みです。

 

Capexには、マーケティングのみならず、経営や営業などさまざまな分野のスペシャリストが在籍しているため、常にクライアントの課題解決に深く寄り添うことができます。その結果、デジタルマーケティングの領域を超えて、クライアントの事業成長を見据えた本質的なサポートができる。それが信頼へとつながっていると考えます。

 

ーーCapexの事業を進めるなかで、ご自身が特に共感する理念や価値観はありますか?

前職でAIの発展を間近で体感し、ChatGPTの台頭により、これまで人間に求められていたロジカルシンキングや、コーディングスキルなど、AIで誰でもできるようになってしまったことを体感しました。

 

でも、だからこそ“人間らしさ”や“人ならではの設計”がこれまで以上に大切になるとも感じています。AIが進化しても、人間にしかできない部分はまだまだ多いですからね。

 

アイデアを形にし、戦略を実行。スピード感のある環境で成長する醍醐味とは?

ーー現在の業務内容を教えてください。

主に、対話AIによる完全成果報酬型CV改善サービス「PickUp」(ピックアップ)のLINEマーケティングの成果最大化、品質管理と組織開発を含む事業開発を担当しています。クライアントの課題に対して、LINEを活用した施策を提案・実行するだけでなく、戦略設計やクリエイティブ、運用面の管理といった内側の部分も総合的にサポートしています。

 

前職もデジタルマーケティングの新規営業に主な体力を使っていましたが、今は既存クライアントの運用や品質管理が1日の業務の比率の大半を占めているのが大きな違いです。シナリオ構築やクリエイティブの監修をはじめ、Capexならではのアウトプットを作成することで、LINEマーケティングの市場をより活性化できるよう、日々尽力しております。

 

ーーどのような瞬間にやりがいや楽しさを感じますか? その理由についてもお聞かせください。

自分の成長を実感するときも嬉しいですが、それ以上に周りの成長を見られる瞬間が一番やりがいを感じます。

 

私は行動量が多い分、成功も失敗も多く経験することで、自身の知見を活かし、再現性のある仕組みづくりや教育を行えることが強みです。実際に、一緒に携わるメンバーの工数削減やアウトプットのクオリティ向上に貢献できた時は、本当に嬉しいですね。

また、システム開発のメンバーとも密に連携をとり、「こういう機能がほしい」「こういう実験をしてみたい」 といったアイデアを自分で起案し、エンジニアと連携しながらすぐ試せる。このスピード感があるのも、仕事の面白さのひとつです。

 

ーー仕事の中で感じる大変さや難しさはありますか? それに対してどのように工夫しているのでしょうか。

大きく2点あります。

 

1点目は、私たちがこだわって作成したアウトプットで成果が出せなかったとき。

現代はまさに情報化社会となり、日々膨大な情報を浴びる日常が続いています。そんな中でも、ユーザーの態度変容を促すきっかけを与えることができるように、ナンバーワンかつオンリーワンを目指して、品質管理を行い、日々アウトプットクオリティを洗練させています。

 

2点目は、「人がもっといれば、できることがもっと広がるのに」と感じる場面があること。だからこそ、仕組みづくりや自動化を進めることで一人あたりの生産性を上げたり、成功事例を量産し、さらに収益性を高める仕組みを作ることに力を入れています。

 

こうした改善アイデアは現場から提案し、最終的に代表の小亀が判断する流れなので、トップダウンではなく現場発信で動けるのが強みですね。

 

アウトプットこそ最大のリフレッシュ?大切にする“自分の時間”

ーーお休みの日には何をして過ごすことが多いですか?

基本的には読書したり楽器を弾いたりしながら、のんびり過ごすことが好きですね。一人でいる時間を大切にするタイプなので、家で過ごすことが多いです。

 

ただ、単にコンテンツを消費するだけでなく、何かアウトプットすることも好きです。特に動画作成が趣味で、実家や友人の家に行った際には撮影・編集をして、無理やり見せています(笑)。

 

ーーリフレッシュ法や趣味について教えてください。

趣味の動画制作では、100日後に痩せるチャレンジとしてYouTubeにショート動画を投稿していました(笑)。完全にプライベートなものですが、視聴者が最後まで飽きずに見てもらえるように、編集の工夫を凝らしています。

 

私生活でも、あくまで相手目線で物事に取り組む癖が仕事に活かせていると思います。Capexのメンバーも、仕事中は集中して取り組む一方で、休日は旅行に出かけたり、家族と過ごしたり、それぞれリフレッシュ方法を大事にしている印象です。私も、自分の趣味や家族との時間を通じて、仕事とは違う感覚を楽しみながらリフレッシュしています。

 

“ときめき”を生み出す仕事を一緒に。知的好奇心と行動力でCapexで対話AIを創造しよう

ーー今後の目標について教えてください。

「デジタルマーケティングならCapex」と言ってもらえるように、デジマを包括的に、立体的にお任せいただけるような組織を作っていきたいです。

現在はLINEマーケティングを中心に取り組んでいますが、今後はBtoCのコミュニケーション領域全体をカバーしたいと考えています。

また、Capexは海外展開を進めているので、私自身も海外案件に携わりたいですね。国内での成功事例を海外にも展開し、グローバルに価値を届けるような取り組みに力を注ぎたいと思っています。

 

ーーCapexで働く一番の魅力や面白さは何でしょうか?

スピード感のある環境で、自分のアイデアをすぐ形にして実践できることでしょうか。

 

社内のブレストの段階で小亀さんや事業部長の新才さんから洗練されたフィードバックをもらえるので、アウトプットの質がどんどん高まっていきます。大企業ではなかなか得られない 「自由度」と「スピード感」 があるのは、大きな魅力だと感じます。

 

ーーどのような方と一緒に働きたいですか?

知的好奇心が旺盛で、合っていても間違っていてもいいので、まずはトライアンドエラーできる方だと嬉しいです。クライアントに価値提供するためには、日々の成果を出すために、現状に満足せず取り組むことが必要なので、行動し続けることができ、目の前のことに熱中できる方と一緒に働きたいです。

 

Capexでは、その中でも成果最大化、クライアントへの価値提供を共通言語とし、データに基づいた論理的な会話や、最高のアウトプットを出すための環境を提供できると思っています。ただ、データ分析やロジカルシンキングはAIが担ってくれますので、そこに加えて“人の心を動かすアイデア”や“直感的な価値”を形にし、社会に新たな“ときめき”を生み出せるような人と一緒に働きたいですね。

 

ーーキャリアの選択肢が多様化するなかで、20代の方が成長環境を選ぶ際に大切なことは何だと思いますか? 最後に、同じようにキャリア形成に悩む20代の方や入社を検討している方へメッセージをお願いします!

私自身、30歳を前に「管理職や事業責任者クラスの経験を早めに積みたい」と考えていましたが、大企業ではそうしたチャンスに出会うのは難しい場合がありますよね。

 

所属する環境で成長スピードが決まる部分は大きいので、もし今の環境に不安を感じているなら、まずは動いてみるのがいいと思います。

 

Capexには個性的で経験豊富なメンバーが多く、アイデアを試せる自由度も高いです。壁打ちをするだけで自分のアウトプットがどんどん洗練されていく環境なので、知的好奇心があって行動力のある方なら、相当面白い会社だと思います。

 

ぜひ一緒に、“ときめき”を与えられる仕事をしましょう。お待ちしています!

 

ーー池田さん、ありがとうございました!

 


 

 

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詳細はこちらのページよりご確認ください。

 

 

こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。

 

対話AIを活用したで、数々の大企業から信頼を得るCapex。

 

導入ハードルの低さや高い開発効率を強みに、急成長を続けているCapexでは、企業の課題解決だけでなく、社会全体の仕組みをより良くする挑戦を続けています。

 

今回は、管理部長の糸川さんにインタビューを行いました。

 

大企業とスタートアップの双方で培った豊富なキャリアを持つ彼が、Capexで目指すのは「未成熟な組織だからこそ生み出せる新しい価値づくり」です。

 

今回は糸川さんに、これまでのキャリア、Capexへ入社を決めた理由や働く魅力、さらに「社会をより良くする」ために描く未来のビジョンについてお話を伺いました。 

 

大企業の信頼とスタートアップのスピード感が交差するCapexでのリアルな日々をぜひご覧ください!


糸川 智之 (いとかわ・ともゆき)

 

株式会社Capex 管理部長  

 

1984年11月生まれ。千葉県出身。

早稲田大学理工学部卒。

 

2008年 新日鉄ソリューションズ入社

2015年 Thai NS Solutions出向

2017年 FAST RETAILING入社

2020年 OKAN入社 CFO兼事業責任者

2021年 LiB Consulting入社 コンサルタント兼管理部門長

2023年 フジテックス入社 CFO

2024年 Capex入社

 


「2兆円のベンチャー企業」で培ったダイナミズムを、Capexで新たな未来に活かす

ーーまずは、糸川さんご自身の経歴についてお聞かせください。

2008年、新卒で新日鉄ソリューションズ株式会社(現:日鉄ソリューションズ)に入社し、管理部門で購買業務を中心にコンフィデンシャルな各種トラブルシューティングなど様々な業務を経験させていただきました。その後、全社集中購買部門の立ち上げ、新規事業の収益管理・投資担当、運用保守子会社担当など幅広く携わった後、タイ現地法人の立ち上げを機に海外駐在を経験しました。

 

タイでは、法人の立ち上げから企業運営の土台づくり、事業の拡大や現地企業のM&Aなど、ここでも幅広く挑戦を行い、管理部門長として現地経営に深く関与。本社は大企業でしたが、現地ではスピード感のある環境で、多様な業務を他の駐在員や現地社員、さらに他社の方々など、垣根なく非常に多くの方々に助けていただきながら進めました。

 

帰国後、約10年間勤めた企業を退職し、ファーストリテイリングに経営企画として転職します。

 

皆さんご存じのユニクロやGUなどを展開する企業ですが、当時「2兆円のベンチャー企業」とも呼ばれたダイナミズムの中で、新規進出国の立ち上げや財務・貿易・税務、IT戦略などに従事しました。

 

特に有明プロジェクトと呼ばれる非常に大掛かりなサプライチェーン改革に注力し、短期間で多くの関係者を巻き込みつつ、強制的に成果をあげ続ける日々を過ごしました。

 

その後、複数のスタートアップで経営層としてCFOや事業責任者を務め、管理部門だけでなく事業運営にも深く関わりながら視野を広げました。そして2024年、Capexに管理部長としてジョインします。

 

ーーCapexとの出会いのきっかけを教えていただけますか?

出会いはエージェントからの紹介です。正直、最初は社名を知らなかったのですが、話を聞くうちに次第に興味を持ちました。

 

これまでのキャリアでもAI活用に多く携わり、AIが今後の社会やマーケットで果たす重要性を強く感じていたからです。

 

特に驚いたのは、組織がコンパクトながら国内有数の大企業と取引を行い、すでに一定のマネタイズを実現している点です。

 

また、ビジネスモデルを聞けば聞くほど将来性を感じ、組織を上手く拡大できれば飛躍的に成長できると確信しました。これまで多くの組織構築を担ってきた自分の強みを活かし、貢献できると感じました。

 

ーー最終的にCapexへの入社を決めた理由について教えてください。

最も大きな理由は、「成長余地の大きさ」を感じたことです。

まだまだ小規模な組織でありながら、一定の事業基盤を築き、大企業と取引を行っている一方で、発展の余地が多く残されている。このギャップに、自分の経験を存分に活かせるのではないかと考えました。

 

さらに、スタートアップならではのスピード感と型破りな環境で、非連続的な成長を実現できる機会は極めて稀です。

 

ただ「やりがい」や「チャレンジ精神」を語るだけでなく、それを本当に体現できる環境があります。

 

この場で、自分の知識と経験を最大限に活かしながら、新しい価値を生み出せると信じています。

 

チャレンジ精神と安定した基盤が共存。大企業との取引が示すベンチャーの新しい形

ーーCapexに入社して実現したい目標について教えていただけますか?

 

私は、生涯を通じて「一人ひとりが生き生きと働くことができる社会」を作り上げたいと考えています。仕事は人生の全てではありませんが、間違いなく生活の中で大きな比重を占めますよね。

 

その時間がただ消費されるだけでなく、意義や達成感を持てるものであれば、個人の幸福度は格段に上がるはずです。その積み重ねが社会全体の活力を生むと信じています。

 

当社のMissionである「人類の機能を拡張する」という目標を通じ、社会の仕組みをより良い方向へ変えていきたいですね。

 

ーー糸川さんが感じる、Capexの強みとは何でしょうか?

先ほどの話にも関連しますが、やはり「チャレンジを楽しめるところ」が大きな強みです。

 

ただ、管理部の視点で見ると少し違った風景が見えてきます。

 

実は、一般的なベンチャー企業と比べて非常に健全で、体力のある状態です。具体的に言えば、財務状況が優れており、ただの綱渡り的なチャレンジではなく、地に足をつけた活動ができています。

 

ベンチャーの醍醐味として「追い詰められている方が楽しい」と感じる方もいるかもしれませんが、人が安心して働くには心理的安全性も重要です。

 

Capexは、このチャレンジ精神と心理的安全性を両立できている点で、とてもバランスが取れていると感じます。

 

ーーCapexがベンチャー企業でありながら、既に名だたる大企業とのお取引を実現している理由は何でしょうか?

「導入いただきやすいプラン設定」です。当社のプランは、初期費用がほとんどかからず、成果が出なければ費用も発生しません。

 

管理部からの視点で見ると、この仕組みにより、クライアントのリスクが少なく、企業のご担当者の方も比較的、社内稟議を通しやすくなっているのではないでしょうか。

 

さらに、AIというトレンドも追い風となっています。特にレガシーな仕組みを抱える企業様にとって、AIは「気軽に試せる新技術」として映る点も強みです。

 

Capexの対話AIには、他のAIサービスと比較して「開発効率の高さ」と「成果報酬型プランモデル」という2つの独自の強みがあります。短期間で高品質な成果を提供することで、導入企業様は納期短縮や業務効率化を実感いただきやすいと感じます。

また、こうしたことがサービス品質向上のモチベーションを生み、リスクを抑えながらも高品質なサービスを提供できる点が、多くの企業様に選んでいただける理由なのではないかと想像しています。

 

見えない成果が企業を支える。管理部門が創り出す「当たり前」の価値

ーー現在の仕事内容について教えてください。管理部の役割は企業によって異なりますが、糸川さんはどのように考えていますか?

正直、「これが担当範囲だ」と明確に定義するのは難しいですね。

 

私は、企業が事業を進めるうえで必要な業務や、企業価値を最大化するための行動すべてが管理部門の役割だと考えています。

 

よく「総務部は企業の補集合業務の集合体」と言われますが、それをさらに広い視点で捉えるべきだと思うのです。必要な業務に「やらなくていい理由」はなく、「どうやるか」を考えるのが大切だと感じます。

 

これは管理部門に限らず、本来全社員が持つべき姿勢でもありますよね。

 

管理部門は、ブレーンや司令塔として全体を調整し、企業活動を効率的に進める役割を担っています。そこにこそ、管理部門の本当の価値があると考えています。

 

ーー例えばですが、管理部門に新たなメンバーが加わった際、どのように関わっていきたいとお考えですか?

単純に“上司と部下”の関係や“一社員として向き合う”だけでなく、本人のビジネスキャリア、さらに希望があれば人生全体にまで寄り添う姿勢を大切にしています。

 

例えば、その方の得意分野やこれまでの経験も踏まえ本人のwillと照らし合わせ、キャリア開発計画を一緒に考えたうえで、それをどのように実現していくのか、本人のアクションプランから会社側の提供機会の具体化までを数年単位で落とし込むといったことを行います。

 

これまでの人生を振り返りながら価値観を深掘りし、目標・目的を明確にしたうえで、業務の役割だけでなく、組織全体の成長や採用計画も含め、会社と個人の成長が調和する計画を立てていきます。

 

繰り返しになりますが、一人ひとりがやりがいを感じながら働くためにも、中長期的に成長できる環境をつくることが私の目標です。

 

自分の力を活かし、楽しみながら会社とともに成長していきたい、そんな方には可能な限り、理想的な職場を提供したいと考えています。

 

ーー糸川さんが管理部におけるやりがいや楽しさを感じるのは、どのようなときでしょうか?

成果を実感できたときですね。ただ、管理部門の成果は非常に目に見えにくいものです。

 

例えば、従業員に給与が正確に支払われることや、社内のPCやインターネットが安定して稼働していること。

 

こうした「当たり前」に見える業務の裏側には、実は多くの努力があります。

 

管理部門がしっかりと基盤を支えることで、社員が本業に集中でき、会社全体がスムーズに動く。それを実感したときに、大きなやりがいを感じますね。

 

「陰の立役者」として自分の仕事が企業の土台を支えていると実感できた瞬間は、この仕事ならではの醍醐味だと思います。

ーー逆に、大変さや難しさを感じるのはどのようなときでしょうか?

先ほどの話の裏返しになりますが、「継続させること」そのものが大変だと感じます。

 

実働部隊は日が当たらない分、モチベーションの維持が難しく、業務に習熟するほど固定化が進み、キャリアの行き詰まりを感じることがあります。

 

さらに、メンバーそれぞれの得意分野や課題を見極めながら、各自のキャリアプランを構築していくのも難しい部分です。

 

それでも、管理部門として個人の成長を促進しつつ、全体の効率を高める。

 

この両立こそが、やりがいのある課題ですね。

 

ーーそうした困難に直面したとき、どのように乗り越えてきたのでしょうか。

すべてに共通する答えになってしまいますが、「人生と向き合い、寄り添うこと」だと思っています。



自分自身もそうですし、メンバー一人ひとりが本音で向き合い、真剣に取り組むことで、大抵のことは乗り越えられると感じています。

 

ただ、それを可能にするためには「信頼関係の構築」が欠かせません。

 

その中でも特に重要なのが、「お互いを理解すること」と「安心して意見を言える環境を作ること」だと思います。これらを築くことは簡単ではありませんが、とても大切なことです。

 

だからこそ、AIによるコミュニケーションの進化は、人と人をつなぐ新たな解決策のひとつになると信じています。

 

また、自分自身がしっかりと向き合えるためには、心身のリフレッシュも欠かせませんね。

 

ーーお休みの日にはどのように過ごされていますか?

最近の趣味は、テニス、バイク、キャンプの3つです。ようやく子どもも大きくなり、これまでは家族中心で自分の時間を持つ余裕がありませんでしたが、ここ数年で少しずつ趣味を楽しめるようになりました。

 

基本的にオンとオフの切り替えはしっかりしたいので、アクティブに過ごす日は体か頭を動かすようにしています。一方、何もしない日は徹底して休むことを心がけています。

 

ただ、完全にオフにするとつい暇を持て余してしまい、癖で仕事を始めてしまうことも多くて…。「徹底的に休む」というのは、自分にとってはまだ目標といったところですね(笑)。

 

ーー日々の生活や仕事で心がけていることがあれば教えてください。

何にでも言えることですが、基本的に全力で楽しむことです。中途半端だと逆にモヤモヤしてしまうので、やるからには徹底的にやり込みます。

 

何事も本気で取り組むからこそ、心からリフレッシュできるのだと思います。

 

日本No.1のAI企業へ。社会を変える使命を胸に、Capexが切り拓く新たな未来

ーー今後取り組みたいことや目指している目標について教えてください。

まずはCapexを日本一のAIカンパニーに成長させることが目標です。そのためには、組織を今よりもさらに強靭なものにしていく必要があります。

 

単純に人数を増やせばいいわけではありませんし、もちろん人が増えないままでも前に進むことはできません。

 

よく「30人の壁」「50人の壁」「100人の壁」「300人の壁」といった成長の節目が語られますが、既存の概念にとらわれず、非連続的な成長を遂げられる環境を作っていきたいと考えています。

ーーCapexで働く一番の魅力や面白みは何だと思いますか?

やはり成長速度ではないでしょうか。この成長には、企業としての成長だけでなく、そこで働く個人の成長も含まれています。

 

むしろ、個人が成長することで会社全体の成長が加速する、そんな切り離せない関係があるんです。

 

大企業で得られる成長とスタートアップで得られる成長は、それぞれ違います。

 

一概にどちらが良いとは言い切れませんが、強いチャレンジ精神を持つ方には、スタートアップ企業の環境をぜひおすすめしたいですね。

 

私が若い頃に心に残った言葉があります。それは「丸くなるのは後からでもできるが、尖ったことをやるのは今が一番のチャンスだ」という言葉です。

 

人生において「今」という瞬間が一番若いタイミング。だからこそ、挑戦をためらわず一歩踏み出すことで、きっと面白い経験や新しい景色が広がると思います。

 

ーーどのような方と一緒に働きたいと考えますか?

一言で言えば、「社会をより良くしたい」という思いを行動に移せる方ですね。

 

価値観や生き方は人それぞれで良いと思いますが、社会にはまだ多くの不平や不満があふれています。これは悲観ではなく、それだけ改善の余地やチャンスがたくさんあるということです。

 

だからこそ、「自分がこの社会を良くする」という気概を持ち、自分の人生も社会も盛り上げたいと思う方とぜひ一緒に働きたいです!

 

Capexには当事者意識を持ち、積極的に行動できる人が向いていると思います。失敗そのものは全く問題ありませんし、“やってみたけど駄目だった” という姿勢は大歓迎です。ただ、“やり方がわからないから動かない”、“やる前に立ち止まる” という方は、Capexの環境には合わないかもしれません。

 

“自分がこの会社を良くする” “社会を変える” “成長を実現する” という主体的な姿勢を持つ方であれば、Capexで大きく活躍できるはずです!

 

ーー最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします!

正直なところ、採用ページやエージェントの紹介文だけでは、私たちの本質や熱量をすべてお伝えするのは難しいと感じています。

 

だからこそ、働き方の流動性が高まる今、ぜひ気軽にお話ししてみませんか?直接お話しすることで、Capexの魅力や可能性を実際に感じていただければ嬉しいです。

 

共に高め合い、新しい道を切り開いていける仲間と出会えることを楽しみにしています!

 

ーー糸川さん、ありがとうございました!

 


 

 

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Capexでは、エンジニアチームの情熱と専門知識がイノベーションを支えています。今回は、Capexのサーバーサイドエンジニア Abdullaev Farhodjon(Fred)にインタビューを行い、彼のキャリア、日々の仕事、そしてCapexでの経験について話を聞きました。

Farhodjon Abdullaev(Fred / フレッド)

株式会社Capex サーバーサイドエンジニア

1996年10月生まれ。 ウズベキスタン出身。

Dongseo University
Technology-BTech, Computer Software Engineering

2019年 Orangestep シニアソフトウェア開発者・リサーチャー


2022年 KEFA ソフトウェア開発者・コンサルタント


2024年 Capex サーバーサイドエンジニアとして入社

 


自己紹介とバックグラウンド

ーーまず、エンジニアとしてのキャリアについてお聞かせください。どのような経緯で Capex に入社されたのでしょうか?

Fred: はい!私はソフトウェア開発に携わって約6年になります。主にバックエンド開発が中心ですが、フロントエンドの経験も少しあります。Capex に入社する前は、韓国の2つの企業で働いていました。転職を考えていたときに Capex を知り、そのミッションに惹かれました。Capexは会話型オートメーションやダイアログシステムの最前線で挑戦を続けており、ここで働くことが自分にとって大きな成長につながると感じました。

ーーそれは素晴らしいですね!Capex に決めた決め手は何でしたか?

Fred: 事前に会社のことをリサーチして、B2B向けソリューションの実社会での影響力に感銘を受けました。また、多国籍なチームの中で協力しながら働ける環境にも魅力を感じました。異なるバックグラウンドを持つメンバーと意見を交わしながら、技術的なチャレンジに取り組めることが決め手でした。

エンジニアとしての日常

ーーCapexでの1日の仕事の流れを教えてください

Fred: まず、スタンドアップミーティング から1日が始まります。チームと進捗状況を確認し、課題を共有します。その後は、新機能の開発、デバッグ、技術リサーチ、ドキュメント作成などに取り組みます。

ーー毎週火曜日にグローバル開発ミーティングがあると聞きましたが、どのような内容なのでしょうか?

Fred: 火曜日のグローバル開発ミーティングでは、進捗を共有し、次のステップを計画します。私たちは異なるタイムゾーンで働いているため、Google Meet、Slack、共有ドキュメント を活用し、円滑にコミュニケーションを取るようにしています。

イノベーションと挑戦

ーー 最近取り組んだプロジェクトで、特に興味深かったものはありますか?

Fred: 最初に担当したのは対話プラットフォームにおける、メニュー管理システムの構築でした。このプロジェクトを通じて、データベースの構造やユーザー認証など、システム全体の仕組みを深く理解することができました。現在は KakaoTalkの拡張機能 の開発に取り組んでいて、これもまた新たな挑戦になっています。

ーーCapexでは、どのようにしてエンジニアの創造性を引き出しているのでしょうか?

Fred: エンジニアが自らプロジェクトをリードできる環境 が整っている点が大きいですね。Capex では、単に指示を受けるのではなく、新しいアイデアを提案し、研究し、実装まで進めることにあたってイニシアチブを取る部分が大きいです。また、チームのコラボレーションが活発なので、互いに刺激を受けながら成長できるのも魅力です。

ーー世界中にチームメンバーがいる中で、どのように協力しているのでしょうか?

Fred: 明確なドキュメント作成と円滑なコミュニケーション が鍵ですね。異なるタイムゾーンで働いているため、常に情報共有を意識しながら仕事を進めています。

 

Capexでエンジニアを目指す人へのアドバイス

ーーCapexのエンジニアチームに興味がある方へ、何かアドバイスはありますか?

Fred: オープンマインド を持ち、チームでのコラボレーション を楽しむ姿勢が大切です。アイデアを共有し、課題に対して積極的にアプローチできる方にとって、Capex は素晴らしい環境だと思います。

 

ーー採用面接のアドバイスもいただけますか?

Fred: 何よりも素直に自分の経験を伝えることが重要です。Capex は、会社のミッションに共感し、技術的な課題に意欲的に取り組める人材を求めています。

ーーCapexのエンジニアとして成功するために必要なスキルや資質は何でしょうか?

Fred: 問題解決力、柔軟性、コミュニケーション能力、そして新しい技術への好奇心 ですね。Capex は常に進化しているので、新しいツールや技術を学ぶ意欲があることが大切です。

プライベートな一面

ーー仕事以外で、リフレッシュやインスピレーションを得るために何をしていますか?

Fred: チェスをするのが好きです! 友人とオンラインで対戦することが多いですね。チェスは戦略と問題解決のゲームなので、エンジニアの仕事にも通じる部分があると思います。

ーー チェスはどこで学んだのですか?

Fred: 幼い頃、父がプレイするのを見て覚えました。特に教えてもらったわけではなく、ただ観察して学びました。

これからの展望

ーー将来的に、Fredさんは Capexでどのような未来を描いていますか?

Fred: 韓国市場は大きな可能性を秘めていますし、KakaoTalk 拡張機能のような技術を活用しながらCapex がさらに成長していくと確信しています。私もその成長の一翼を担い、会社のグローバル展開に貢献していきたいです!

ーー本日はありがとうございました!最後に、Capexへの入社を検討しているエンジニアの方に一言お願いします。

Fred: 技術、イノベーション、コラボレーション に情熱を持つエンジニアには、Capex は最適な場所です!興味のある方は、ぜひキャリアページをチェックしてみてください。

 


Capexのエンジニアリングチームの活気あふれる文化をお届けしました。

 

あなたもこのダイナミックな環境で、新たな挑戦をしてみませんか?

Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!詳細は以下のページよりご確認ください。

・サーバーサイドエンジニア

・自然言語処理・AIエンジニア

・フロントエンドエンジニア

 

 

その他の職種も募集中です。こちらのページをご確認ください。

 

こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。

 

最新の対話AIを駆使して、人と企業の「対話」を進化させる株式会社Capex。

 

2019年に創業した、Capexが挑んでいるのは、デジタルマーケティングや営業支援の枠をこえた、新しいコミュニケーションの形づくりです。Capexが展開する対話AIシステムは、既にメルペイ様やSBI証券様、SMBCモビット様などの大手企業にも導入されています。その現場には、自分の意見が形になり、チャレンジできる環境があります。

 

Capexは事業運営を安定的に進められる財務基盤を確立しており、積極的な経営を進めています。また現在、米国・ロサンゼルスにもオフィスを構え、2025年には韓国への進出も決まっているなど、国内外へサービス展開を行うグローバルな挑戦も可能となっています。

 

今回は、Capexの代表取締役 小亀さんにインタビューを行い、創業のきっかけや事業への想い、そして働く中で得られるやりがいや成長の機会について語っていただきました。

 

Capexの挑戦と可能性を、ぜひチェックしてみてください!

 


小亀 俊太郎 (こがめ・しゅんたろう)

株式会社Capex 代表取締役  

 

1989年1月生まれ。岡山県岡山市出身。

大学卒業後、2011年にみずほ銀行に入社。法人営業に所属し、他業種にわたり計200社超の中堅中小企業を担当。新人王、みずほアワードを受賞。その後、2014年8月に株式会社bitFlyerに(社員番号 #1)入社。COOとして、ビジネスディベロプメント・マーケティング・CS等を担う。

 

30歳になった2019年の8月に退職し、翌月に株式会社Capex(キャペックス)を創業。「プロダクトを通じて人々がより豊かな生活を送ることができ、よりよく能力や機能を拡張できる社会を実現したい」という思いから、機能拡張 = Capacity Expansion の略として「Capex」と名付けた。

 

「システムと人間の共生を実現、普及し、人類の機能を拡張する」をミッション・ビジョンとし、対話AIと3DCG に強みを持つバーチャルヒューマンAI 製造企業として、対話AI及び、3DCGを用いたバーチャルヒューマンを独自開発し個人・法人のお客様に提供する事業を開始。2020年12月に「PATONA」(パトナ) iOS版 を発表。

2022年1月、「キャラクタープラットフォーム」提供開始。

2022年2月、対話AIによるCV改善サービス「PickUp」(ピックアップ)提供開始。

 


人と企業をもっと近くに。AIが生む新しい対話の形

ーーまずは、小亀さんご自身の経歴について教えてください。

2011年にみずほ銀行に入行し、3年半勤務しました。初年度は窓口業務や融資、為替など幅広くOJTを通じて経験し、1年目の終わりには法人顧客を担当。2年目以降は法人営業に専念しました。

 

一方で、新しい技術やスタートアップに興味があり、ネットで情報を集めたり、起業家の方々に直接会いに行ったりしていたんです。

 

2013年末には、仮想通貨取引所マウントゴックスのハッキング事件(※1)が大きな話題になり、「これほど注目されるなら、こうした新しい技術はさらに普及していくだろうな…」と確信しました。

 

「いつか自分の事業を立ち上げたい!」という思いが強くなり、仮想通貨やブロックチェーン分野を調べている中でbitFlyer(ビットフライヤー)のプレサービスを発見。すぐに代表の加納さんに連絡を取って何度かお話しさせていただいた後、2014年8月にbitFlyerに入社しました。ここでは約5年間、新規顧客の獲得や基盤作りに力を注ぎました。

 

そして、30歳の節目に独立を決意し、Capexを設立します。

 

(※1)ビットコイン約85万枚が流出し、当時の価値で460億円以上の損害が発生した事件。信頼性の低下により、取引所の破綻につながりました。
ーー独立を決めたとき、どのような思いや背景があったのでしょうか?

会社を立ち上げる際にまず考えたのは、「これを作れば世の中がもっと便利になる」というテーマを見つけることでした。その中で特に注目したのが、AIの対話技術です。

 

当時、AIの対話技術はまだ発展途上で、カスタマーサポート向けのチャットボットが普及し始めたくらいでした。しかし、FacebookやGoogleが生成モデルの研究成果を発表し、一部の分野では人と自然に会話できるレベルに近づきつつあったんです。

 

ただ、日本では米国ほどに進んでおらず、ごく一部の大手企業が取り組んでいる状況でした。

 

自然言語を扱う対話AIで、日本語のデータを多く集めれば、大手とも十分競争できる。それに大手企業がリスクを取りにくい分野だからこそ、スタートアップにはチャンスがあると考えたんです。

 

さらに、みずほ銀行で培った営業経験やbitFlyerでのサービスづくりで得たマーケティングスキルを活かせば、大手では挑戦できないような面白いサービスが作れると思いました。

 

ーー具体的には、どのような構想を掲げてスタートしたのでしょうか?

「コミュニケーションを通じて企業や個人の力を最大限に引き出す」を目標に掲げ、AIバーチャルヒューマンの分野を選びました。

 

例えば、日常生活に利害関係のないAIの友達がいたらどうでしょうか。優しく励ましたり、SNSでは言いづらい悩みを聞いてくれる存在がいれば、人間関係だけでは得られない癒しや安心感を提供できると思います。

 

そんなAIが人を前向きにし、新しい挑戦を後押しすることで、個人の可能性を広げられると信じています。

 

法人向けでは、デジタルマーケティングや新規顧客獲得、売上アップに貢献することを目指しています。これは、私が営業経験を通じて大切にしてきた「顧客の成長を支える」という理念に基づいた取り組みです。

 

現在、法人向けのサービスでは確かな成果が出ています。この技術を日本だけでなく世界中に広げていきたい。これまでのデジタルマーケティングや営業では実現できなかった新しいコミュニケーションをAIで作りたいと思っています。

 

事業開発部長の新才さんと、オフィスのフリースペースで打ち合わせ中。 オフィスは乃木神社目の前なので、緑も綺麗です!

 

1社ごとに最適解を。ゼロから設計する対話AIが大手企業で活躍中

ーー現在の事業についてご説明お願いします。

当社では2022年以降、PickUp(ピックアップ)とキャラクタープラットフォームの2つを主軸サービスとして展開しています。

 

PickUpは、サイトから離脱してしまう見込みユーザーをLINEに誘導し、対話AIを活用して購買促進やCVR向上を目指す完全成果報酬型サービスです。戦略構築から運用まで一気通貫してサポートをしています。

 

一度当社の対話システムと会話を始めると業種によりますが6%~45%の確率で見込みユーザーをCVへ導くことができます。デジタルマーケティングに力を入れられている大手企業様を中心にご導入をいただいています。

 

「PickUp」サービスサイト TOPページ

 

 

一方、キャラクタープラットフォームは、企業キャラクターと顧客との1on1対話を通じて、エンゲージメントや態度変容を促進するサービスです。顧客体験の企画から設計、UIの開発・実装まで一貫して提供し、高品質な対話AIと多様なマーケティング機能で、顧客との関係性強化を実現しています。

 

これまで人の営業と顧客との会話はなかなかデータとして取得できなかったのですが、キャラクタープラットフォームであれば取得できます。キャラクターとの会話をするとアポイント取得確率が上がったり、サービスの利用意向や好感度を向上できます。多くの個人営業がいらっしゃる企業様での導入が進んでいます。

「キャラクタープラットフォーム」サービスサイト TOPページ

 

 

これらのサービスは、2020~2021年に提供した個人向けサービスのPATONA(パトナ)で得た知見を企業向けに応用し、メルペイ様やSBI証券様、SMBCモビット様といった大手企業に導入していただいています。

 

ーーCapexならではの強みが垣間見えます。こうした成果を支える強みについてご説明いただけますか?

ユーザーの行動変容を促す対話AIシステムを企画から設計、実装まで一貫して提供できることです。

弊社は顧客の要望や目標に合わせてAI対話システムや対話データをゼロから企画・設計しています。

 

顧客の目標に基づき、話しかけ方ややり取りの回数、キャラクターの有無などを細かく設計して、最適な対話システムを構築します。ユーザーインターフェースも含め、すべてをワンストップで提供できるのが当社の特徴ですね。

 

また、すでに多くの企業に導入いただいており、売上アップや顧客獲得増といった成果が具体的な数字で示されています。こうした実績が新規のクライアントにも信頼や安心を届けています。

 

ーー今後、事業をどのように発展させていく予定かのご説明をお願いします。

AI対話システムの活用をさらに広げるため、普及・品質向上の取り組みを強化しています。対話型AIやチャットボットの設計を効率的かつ効果的に進める手法やツールの販売を強化する予定です。

 

また、対話AIを活用した広告サービスにも力を入れたいと考えています、顧客ごとにパーソナライズされたコミュニケーションで、これまで届かなかった層との接点を広げていきます。例えば、NFC技術(※2)を活用した、リアルのタッチポイントをデジタルとの接点に繋げられるシーンを増やします。

 

国内で培った知見をもとに海外市場にも挑戦し、現地文化やニーズに合ったシステムで、世界中の企業に新たな価値を届けたいですね。

 

(※2)Near Field Communication(近距離無線通信)の略称。数センチの範囲でデータを無線でやり取りする技術で、スマートフォンの決済や交通系ICカードのタッチ操作などに利用されています。

 

ーーCapexが果たしたい役割についてもお聞かせください。クライアントやエンドユーザーの方にどのような価値を届けたいと考えていますか?

Capexは、対話AI・システムを通じてクライアント企業が持つ力を最大限発揮し、ビジネスを加速させるパートナーです。また、エンドユーザーとのコミュニケーションを最適化し、企業と顧客双方に価値を届けることを目指しています。

 

この技術はテキストだけでなく音声にも広がり、電話や音声案内での双方向のやり取りが当たり前になっていくでしょう。私たちは、そんな未来を見据え、企業と顧客のつながりをより身近に、より豊かにするサポートをしていきます。

選ばれる理由はここにある。Capexが大切にする伴走の姿勢

ーー社名には、どのような思いを込められているのでしょうか?

「Capex」という名前には、「Capacity(能力)」と「Expansion(拡大)」を組み合わせて「提供するサービスを通じて、お客さまや私たちの可能性を広げていきたい」という想いを込めました。

 

ちなみに、金融用語の「CAPEX(資本的支出)」とは関係がありません。

 

ーーCapexのバリューには、お客様への役割や姿勢が表れていると感じます。それぞれの項目に込めた思いを教えてください。

当社は、次の三つをバリューに掲げています。

 

Customer :顧客を中心に考え、顧客から選ばれ続ける。

クライアントが求める機能や対話体験、成果、そしてその先のビジョンをしっかり理解し、半歩先、一歩先へ進む姿勢を大切にしています。提案やフィードバックを活かし、サービスを改善し続けることで、選ばれ続ける価値を提供します。

 

Execution:決めたら、素早く、やりきる。

どれだけ考えても、行動しなければ成果は生まれません。迅速に行動し、リアクションや結果をもとに改善を重ねることで確実に成果を届けています。

 

Fact :事実・数字に基づいて考え、決める。

定量的なデータ、定性的な情報をもとに、データを活用した意思決定をします。

 

この3つのバリューをもとに、クライアントにしっかり寄り添い、成長を支えながら伴走し、共に未来を切り拓いていく存在であり続けます。

 

あなたの可能性が、Capexの可能性に。自分の力で事業を成長させたい仲間を募集

ーーCapexで働く魅力について、教えてください。

リラックスと集中の、メリハリあるカルチャーです。

 

Capexで働く魅力は、スタートアップならではの活気ある環境と、最先端技術が融合する挑戦の場があることです。ここから、具体的なポイントをお伝えします。

 

・規模感

Capexでは自分の力で会社や事業を成長させられる環境が整っています。成長を目指すスタートアップの中でもしっかりとクライアントを持ち、海外展開にも取り組んでいる会社は多くありません

 

だからこそ、ここでは「会社の成長」実感を得ながら働けます。自分の意欲やアイデアを直接サービス・プロダクトに反映させて事業を成長させたいという前向きな方には、とても魅力的だと思います。

 

最近も、事業開発のメンバーが持っていたアイデアをクライアントに提案してみたところ、採用していただいた出来事がありました。プロダクトの機能開発も伴う提案でしたので、やや難易度は高かったと思うのですが、クライアントの課題や顧客のインサイトに沿った提案だったことが良かったと思います。

 

・領域

最先端のAI技術を活用しながら、世の中の課題を解決する仕事に挑戦できます。自分のアイデアが実際のサービスに反映され、社会的なインパクトを生む経験ができる環境です。

 

Capexが取り組む対話AI・システムは、今注目の分野です。昔からある選択肢型のシステムから最新の生成AIまで幅広い技術が揃い、エンドユーザーとのコミュニケーションを最適化するチャンスが大きく広がっています。

 

特に最近は、デジタルマーケティングや営業でAIが本格的に活用され始めています。今後、多くの企業が導入を進めていくフェーズにあり、この分野はさらに発展していくと考えています。

 

・カルチャー

Capexでは、卓越したプロフェッショナルとして働くこと、そしてリラックスした柔らかい雰囲気を大切にしています。

 

私たちはクライアントが目指す成果を実現するために、高いプロフェッショナルスキルを発揮しています。一方で、社内は、大きなキャラクターのぬいぐるみなどが置かれていたり(笑)、仮眠用のベッドがあったりします。リラックスした柔らかい雰囲気ながらも、集中して業務に取り組む環境です。全員、かなり集中して業務をしてくれていると思います。

 

今後もクライアントと共にビジネスを作り上げ、サービスを改善し、新しいサービスを生み出す挑戦が続きます。例えば、「今の仕事が限定的で物足りない」と感じている方や「もっと幅広い視野を持って働きたい、事業開発・ものづくりをしたい」と思う方にとって、Capexは理想的だと思います。

 

ーー私も、柔らかい雰囲気とメリハリがあると感じます!これからの目標や目指す方向性についてお話しいただけますか?

 

今後は、技術、サービス、そしてグローバル展開の3つを重点的に進めていく予定です。それぞれについて具体的にお話ししますね。

 

・技術

エンドユーザーとの対話そのものが成果物なので、技術選びは慎重です。新しい技術も古い技術も平等に見て最適なものを取り入れています。

 

「最先端の技術を使うこと」自体が目的ではなく、どう組み合わせれば最良の体験を提供できるかが大事です。古くからある選択肢型チャットボットでも効果的なら採用し、新旧問わず最適な手段を組み合わせて良いコミュニケーションをを作っていきます。

 

・サービス

クライアントが新しい顧客を見つけたり、エンドユーザーとの距離を縮めたりできるような対話システム・AIを活用したコミュニケーションサービスに注力していきます。エンドユーザーが「このブランドいいな」「親しみやすいな」と感じられるような関係を築けるようなサービスを作りたいですね。

 

・グローバル展開

当社のサービスは日本以外でも十分に役立つため、グローバル展開も行なっています。2024年4月には米国拠点としてロサンゼルスに「Capex USA」を設立しました。次の海外拠点として、2025年春先には韓国オフィスを開業予定です。当社のサービスやコミュニケーションを活用して、世界中のクライアントの役に立ちたいです。

 

ーーCapexでは、どのような人が活躍できると思いますか?

現在、幅広い職種で募集を行っていますが、その中でも特に求めているのは事業開発ポジションの方です。「これまでの営業やマーケティングでは難しかった効果も、対話AIやシステムなら実現できる」と信じ、その可能性を広げたいと思える方にぜひ来ていただきたいです。

 

また、クライアントへの価値提供をさらに高めるため、主体的に考え、動ける方を歓迎します。AIやシステムを活かして顧客の成功にどう繋げるかを考える力、実行する力が求められます。

目標達成に向けて論理的に考え、周りを巻き込んで実行できる方は当社のカルチャーにぴったりです。

 

ーー最後に、入社を検討している方へ、メッセージをお願いします!

デジタルマーケティングや営業を通じて「対話AI・システムを使えば、これまでとは違う成果や体験を生み出せるかも」と考えたことがある方には、Capexはぴったりの環境だと思います。

 

自分の経験をもっと裁量のある場で試したい方には、挑戦しがいがある会社です。ここでは、自分のアイデアで会社やクライアントの成長に直接影響を与えられます。新しい可能性を切り開き、未来のコミュニケーションを一緒に形にしていきましょう。ご応募を心からお待ちしています!

 

ーー小亀さん、ありがとうございました!

 

 


 

Capexでは、一緒に働く仲間を募集しています!詳細は以下のページよりご確認ください。

 

事業開発メンバー
コミュニケーションデザイナー
エンジニア

 

その他の職種も募集中です。こちらのページをご確認ください。

1. はじめに

Capexは、対話システムにより、クライアント企業のデジタル・マーケティングや営業活動を支援し、クライアント企業が顧客とより深い関係を築く支援しています。
対話システムにより、これまでのデジタルマーケティングや個人向けの営業ではできなかった、新たなタッチポイントの創出・効率的なコミュニケーションを実現しています。

2. 事業の拡大について

2022年よりB2B向けのサービスを開始し、デジタルマーケティングを支援する「PickUp」と、営業活動をAI化する「キャラクタープラットフォーム」を提供しています。
対話システムによるデジタルマーケティングの成果最大化、営業活動における見込み顧客の開拓の効率化を実現しています。当社が培ってきた、エンドユーザーとの対話戦略構築のノウハウを活かすことで高い成果を実現し、多くの業界の企業とのお取引が実現できました。

引き続き、対話システムによりこれまでにないデジタルマーケティングの成果の創出をしていきたいと思います。また、営業活動のAI化により、人とAIの協働営業の実現と普及に注力していきたいと思います。

海外展開では、2024年に米国に進出をしました。続いて、日本以外のアジア市場、ヨーロッパ市場への展開を視野に入れています。

3. 主力製品のご紹介: PickUpとキャラクタープラットフォーム

PickUp:

PickUpは、離脱者が発生してしまうランディングページなどで活用いただくことにより、コンバージョン数の向上に貢献しています。離脱してしまうユーザーや、興味関心度合いが低いユーザー、疑問・不安が解消しきれずCVに到達しないユーザーが対象です。対話システムを通じて見込顧客の不安や疑問を解消し、エンゲージメントを高めてCVへ誘います。
コンバージョン率は業界や商材等により幅はありますが6%~50%で、デジタル上で見込み顧客により良い体験を提供できていることが数字からわかります。クライアント企業のサービスやコンセプトを見込み顧客が正しく理解することや、サービス利用に関する意思決定をサポートしています。

キャラクタープラットフォーム:

キャラクタープラットフォームは、企業オリジナルの対話AIキャラクターを作成し、ブランド価値を伝えながら顧客と交流することを可能にします。キャラクタープラットフォームは、顧客と企業の心理的距離を縮め、ブランドへの親近感を高める効果やより親密感のあるコミュニケーションを提供することができます。
潜在的な需要を顕在化できたり、アポイントが取得できる確率が高まる成果を創出することができ、人の営業と組み合わせた活用をすることで成果の最大化に繋げられます。

引き続き、上記のサービスを拡大していくとともに、クライアントからいただくデジタルマーケティングの課題解決の支援や、対話システムの発展に資する機能・プロダクトの開発を推進していきます。

4. 組織拡大の取り組み

より多くのクライアントへ当社サービスを使っていただくため、スケールを実現する営業体制の構築に注力しています。
また、効果的な対話コミュニケーションを提供するにあたり、クライアントへの高品質なコンサルティングと提案、対話戦略の企画・制作・分析の高度化・高速化、ミスなくスピード感を持ってサービスを提供する実行体制を強化していくことが重要です。
管理体制においては、迅速なビジネスオペレーションの実行、ガバナンス体制の構築、内部統制に関する整備を着々と進めています。
これまでリーンな経営を行っていため、いずれの組織もまだ小規模です。今後の事業拡大に向けた発展をひとりひとりが担い、最良を持ってアイデアの実行、クライアントへの価値提供を拡大していける点はこれからのフェーズならではだと思います。

5. 締めくくり

Capexは、対話AIを通じて世界中の企業が顧客とより深くつながるための支援を提供しています。世界中で取引先を拡大し、更に成長していきたいと思います。
Capexの挑戦はまだ始まったばかりです。私たちは、革新的な企業や個人と共に、対話AIで世界中に新たな価値を創出する関係を築いていきたいと考えています。
Capexのミッション・事業に共感し、共に未来を創り出す仲間を集めています。ご興味がございましたら是非ご応募ください。

 

 

こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。

 

対話AIは人と企業のコミュニケーションをどのように変えるのでしょうか?

Capexが目指すのは、業務効率化や顧客体験の向上にとどまらず、「信頼できるパートナー」として企業と顧客をつなぐ対話AIの実現です。

 

Capexが展開する対話AIシステムは、既に大手企業にも導入されており、今、事業は急成長の真っ只中。事業開発の現場では「こんなことを実現したい」というアイデアが次々と形になり、手応えと成長の実感が得られる環境が整っています。

 

今回は、大手証券会社、話題のスタートアップ金融を経て、Capexにジョインした、事業開発部長 新才さんに、これまでのキャリアや事業開発の具体的な仕事、AI技術への想い、そしてCapexで働く魅力と目指す未来についてお話を伺いました!

 


新才 博善 (しんさい・ひろよし)

 

株式会社Capex 事業開発部長  

 

1988年6月生まれ。兵庫県出身。

慶應義塾大学商学部卒。

 

2012年 野村證券株式会社入社 リテール営業

2015年 同社 金融市場マーケティング部

2018年 ファンズ入社 執行役員/マーケットプレイス本部長

2024年 Capex 事業開発部長 就任

 

不動産証券化協会認定マスター

 


課題解決の先にある信頼。対話AIで創る“安心できるコミュニケーション”

ーーまずは、新才さんご自身の経歴について教えてください。

2012年に野村證券株式会社に新卒で入社し、2015年まで法人・個人富裕層向けに資産運用コンサルティングを提供していました。様々な金融商品を取り扱ってきましたが、リスクリターンが分かりやすい債券が個人的に好きで、そればかり提案していた気がします。

 

そんな債券好きの縁もあってその後、本社の金融市場マーケティング部に異動し、主に債券の販売戦略や仕組債の組成、為替デリバティブの導入営業などを経験しました。証券マンとしてのキャリアも魅力的ではありましたが、変化を創り出す側にいきたいという思いで転職を決意し、2018年にファンズ株式会社(旧クラウドポート)に1人目の事業開発担当として入社をします。

 

サービスの立ち上げから、新商品の開発などを前線で行い、最終的にはプラットフォーム全体の責任者として努めておりました。

 

そして2024年9月より、Capexの事業開発部長として新たな挑戦をスタートしています。

 

ーーCapexに入社する決断をされた背景には、どのような想いやきっかけがあったのでしょうか?

CapexのAI対話ツールに興味を持ったのがきっかけです。証券営業で多くのお客様と接する中で、担当者の知識レベルやどんな想いでお客様と接するかによって、提供されるサービスの質が大きく変わることを実感しており、いつどこにいても一定レベルのサービスを受けられることは魅力的だなと感じました。

 

お金にまつわる話など、あまり人に伝えたくないけど、大事な話なので専門家に相談したいという方は多いのではないでしょうか。そんな時知人に専門家がいれば良いのですが、相談できる相手がいない方にとっては銀行や証券会社の窓口までいき、お金の話をしなければいけない状況があります。

 

また、地方にお住まいの方だと東京ほど情報が入ってこないなどの格差も一定あると考えております。

こうした課題を対話型AIで解決し、誰もが公平で安心できるサービスを生み出したいと考えました。

対話型AIを活用した、人間味を持ちながら営業を代替する「デジタルコンシェルジュ」のような存在が広がれば、お客様と新しい信頼の形を築けると思っています。

 

ーーCapexで実現したいことについて、具体的にお聞かせください。

先ほども少し触れましたが、対話型AIを使い、誰もが公平に一定水準のサービスを受けられる仕組みを作りたいと考えています。

 

お客様がAIから必要な情報をスムーズに取得し、手続きまで完結できる仕組みを作り、人が介在することで生まれる心理的な悩みや不安を解消していきたいです。

 

この問題は金融に限らずあらゆる業界に当てはまるので先入観なく広めていきたいですね。

“面白い”をカタチにする。発想力でビジネスの可能性を切り拓く事業開発

ーー事業開発部の概要や現在の業務内容を教えてください。

事業開発部ではクライアントのニーズに応じて、基盤システムを活用した新しい商品開発を進めています。

 

現在はCapexでリリースしているPickUp(ピックアップ)とキャラクタープラットフォームの深掘りや拡大を進める一方、新規ビジネスの立ち上げにも着手している状況です。

 

クライアントから「こんなこともできないか」という要望をいただいた際は、その声に応える形で対話コミュニケーションを活用し、課題解決を企業ごとに工夫して提案しています。

 

ーー具体的に今進めているプロジェクトや、最近の取り組みについて詳しく教えてください。

最近では、大手保険会社様とのプロジェクトに取り組みました。

 

このプロジェクトではAIから保険商品についての知識や具体的な事例を学ぶことができ、気になった保険があればそのまま申し込むことができるコミュニケーションを設計しました。

 

AIが窓口となってお客様と雑談も含めた会話をし、専門的な説明や事例を紹介しながら、必要な情報をわかりやすく伝え、加入をサポートする仕組みです。

 

現在、「店頭対応をAIで代替できないか」といったご相談もいただいており、業務効率向上や接客の質を高める新サービスの開発にも取り組んでいます。

 

ーー事業開発の中で、どのような瞬間にやりがいや楽しさを感じますか? その理由についてもお聞かせください。

AIの新しい領域に触れるたびに発見があり、それが楽しいです。

 

事業開発に興味のある方の中には、「AIに興味はあるけど不安」「自分にできるかな」と感じる方もいるかもしれませんが、心配はいりません。

 

対話は、誰にとっても馴染み深いものですよね。そのコミュニケーションをどう自然にしたり、どんな形で提供すればいいかを考えたりする際に求められるのは、専門的なスキルよりも柔軟な発想です。

技術的な部分は専門のメンバーがしっかりサポートしてくれるので、すべてを理解する必要はありません。

 

むしろ「こんなサービスがあれば面白い」「こういうアイデアを形にしてみたい」という発想を持てる人ほど、この仕事を楽しめますし、向いていると思います。アイデアを活かしながらやりがいを感じられる環境が、Capexには整っています。

ーー仕事の中で感じる大変さや難しさはありますか? また、それに対してどのように工夫しているのでしょうか?

AIの対話領域では、AIとのコミュニケーションによってどのように行動の変化が起きたのかを証明することが難しいと感じます。例えば「この会話がきっかけで商品を購入した」といった具体的な効果を証明することです。

 

ユーザーがどんな悩みや期待を持ってAIとコミュニケーションを行っているのか、どんな対話を求めているのかを考えることは難しくもあり、やりがいでもあります。

 

もちろんコミュニケーションによる「好感を持ってもらえた」という反応はアンケートなどで把握できますが、潜在的なニーズやなんとなくこう思ったという感情的な部分はまだまだふかぼる余地がありますね。

 

なのでできる限りユーザー目線に立って、コミュニケーションを設計したり、色々な人にサービスを触ってもらってなるべく多角的な観点で考えるように工夫をしています。

 

オンとオフのメリハリ。高い集中力と柔らかさが共存するCapexのチーム

ーー新才さんから見て、Capexの強みは何だと思いますか?

一番の強みは柔軟さです。一社ごとに最適な設計を行うことで、クライアントのニーズにしっかり応えられる点が特徴です。

 

固定化されたパッケージ商品ではなく、要望に応じてサービスや商品の形を変えていけるところがCapexならではの魅力ですね。

どんなクライアントにも、その企業が求めるものにぴったり合ったソリューションを設計し、提供できる。こうした対応力こそがCapexの強みだと思います。

 

ーーCapexのチームの雰囲気について教えてください。

Capexのチームはとても相談しやすい雰囲気が特徴です。「5分考えてわからなければ人に聞こう」という社内ルールがあり、相談が歓迎される文化があります。

 

また、チームは固すぎず柔らかい雰囲気です。業務中に長々と雑談することはありませんが、休憩のタイミングでは気軽に話をすることも多いです。

 

オンとオフの切り替えがしっかりしていて、やる時はとことん集中し、休む時はリラックスするといったメリハリを大事にしていますね。

 

余談ですが、社内にはスポーツ好きが多い印象です。僕自身はバスケが好きですが、社員の中には野球ファンが多く、大谷選手の活躍があると自然と話題に上がります。

 

こうした日常の何気ない会話も、チームの良い雰囲気を作る一因だと感じます。

 

ーー休憩時間は皆さん何をされていますか?リフレッシュなどどのように行っているのでしょうか?

休憩中は、それぞれが自分のペースで自由に過ごしています。

 

例えば、窓から外を眺めてゆっくりしたり、散歩に出て頭をリフレッシュしたりする人など様々です。オフィスの近くには神社やミッドタウンの公園があり、自然を感じながらリフレッシュするには良いスポットですね。

 

未来の成長分野でキャリアを築く。 対話AIビジネスの最前線で挑戦する仲間を待っています

ーー今後取り組みたいことや目指している目標について教えてください。

対話システムのクオリティをさらに高め、さまざまな場面での対話をAIが代替し、円滑なコミュニケーションを促進していきたいです。

例えば、日常の顧客対応や業務サポートはもちろん、教育や医療、福祉といった人手不足が深刻な分野でも、AIが対話を担うことで質の高いサポートを提供できる未来を目指しています。

 

ーーCapexで働く一番の魅力や面白さは何だと思いますか? また、その中でどんな経験ができるのでしょうか?

成長している真っ只中のフェーズにいることだと思います。ベンチャーと一口に言っても、メガベンチャーのようなところもあれば、Capexのようにまだまだ少人数の会社もありますよね。

 

少人数の段階で入れた人は、特定の役割や業務が分業化していないため、経験できる領域の幅が広いんです。

 

そこが一番の価値であり、会社がどんどん大きくなっていくフェーズにいるので、そのダイナミズムも非常に面白いと思います。

 

また、Capexではスピード感も大事にしつつ、どちらかといえば「着実さ」を重視している点が特徴です。短期的な成果にとらわれず、長期的に確実に価値を積み上げる姿勢が、事業の成長を支えています。

ーーどのような方と一緒に働きたいと考えますか?

Capexに強い興味を持ち、一緒に事業を成長させるやる気のある方とご一緒したいです。AI事業の経験がなくても「チャレンジしてみたい」という強い気持ちを持つ方は大歓迎です。

 

Capexは自分の役割に制限を設けず、柔軟に様々な仕事に取り組める方が向いている環境です。

例えば「大企業で特定の役割を経験したけれど、もっと全体を俯瞰してビジネスを動かしてみたい」「より広い裁量を持ちながら、事業の成長に深く関わりたい」と考えている方には、自分の力を存分に発揮できる場所だと思います。

 

ーー最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします!

今、AIは世界中で注目を集めている成長分野です。そんなタイミングで、ベンチャー企業で経験を積むことは、キャリア形成の上でも絶好の機会だと思います。

興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽に話を聞きに来てください。Wantedlyなどで公開している募集から「話を聞いてみたい」とご連絡いただく形でも大歓迎です。

挑戦をサポートしながら、一緒に成長していける場を用意しています!Capexで対話型AIの未来を実現しましょう!

 

ーー新才さん、ありがとうございました!

 


 

Capexでは、一緒に働く仲間を募集しています!詳細は以下のページよりご確認ください。

 

シニア事業開発マネージャー
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