こんにちは!Capex広報担当です!
今回は、プロダクトの“顔”ともいえるビジュアル全般を手がける、Capexのアートディレクターにお話を伺いました。
リアルタイム3DCGと対話AIの融合という最前線で、“感性が未来と接続する瞬間”を、デザインの力で日々かたちにしているクリエイターです。
Capexにジョインしたきっかけから、プロジェクトの裏話、そして「AI×デザイン」が切り拓くこれからの展望まで、たっぷり語っていただきました。
「最先端テクノロジーを、自分のクリエイティブでどう活かせるのか?」
そんな問いを持つデザイナーの方に、きっとヒントになるインタビューです。
気になる続きは、ぜひ最後までご覧ください!
もともと「AI」という領域に強い興味があり、Capexにジョインしたのは2021年4月、ちょうど4年ほど前になります。当時、AIとの対話技術が少しずつ注目され始めていたものの、デザイナーがその中心で活躍できる場はまだ限られていました。
とはいえ、新しいテクノロジーとクリエイティブが交差する瞬間には大きな可能性を感じ、「このフィールドなら、きっと面白いことができる」という直感があったのです。
そんな折、求人プラットフォームのWantedlyで偶然Capexの情報を目にし、「AIキャラクターと会話を楽しめる」というキーワードに強く惹かれました。
当時はChatGPTのような対話型AIがまだ一般的ではなく、まさに“知る人ぞ知る”領域。未知の可能性に胸が高鳴り、まずはカジュアルにお話を伺ってみたのがきっかけでした。
当時、Capexでは「PATONA」というアプリをリリースして間もない時期でした。私も実際に触れてみたのですが、「AIキャラクターとの対話」というプロダクト体験は非常に斬新で、強いワクワク感を覚えたのです。
スタートアップらしいスピード感と最先端技術に挑戦する姿勢から、「ここでなら自分の得意分野を活かしながら、新しいチャレンジができそうだ」と感じました。
特に“AIを通じてコミュニケーションの形を変えていく”というコンセプトにとても共感しましたね。単なる業務効率化に留まらず、前例のないユーザー体験を社会に届けようとする姿勢に惹かれたのです。この会社なら、私が思い描く「未来のコミュニケーション」を具現化できると確信し、入社を決めました。
私はアートディレクターとしてジョインし、社員の中では唯一のデザイナーという立場です。実際にデザインを制作する“プレイヤー”と、チーム全体のアートディレクションを担う役割を兼任しています。
具体的には、Capexから外部に発信するすべてのクリエイティブ、たとえばプロダクトUIやキャラクターデザイン、コーポレートサイト、広報関連のビジュアルなどを統括し、品質と方向性を管理するのが主な業務です。
デザインチームでまかなえない部分は、業務委託のデザイナーさんにお願いすることもあり、その際のディレクションやクオリティチェックも担当しています。
扱うプロダクトの種類やコーポレート用途によって求められるデザイン要件は千差万別ですし、企業ごとにブランドイメージもまったく異なります。そのため、いくつかのポイントを意識しています。
たとえば、プロダクトのUIであれば「ユーザーが最初に画面を見た際にどう感じるのか」「どのようなインプレッションを受けるのか」といった体験面を最も重視します。もちろん、基本的なクオリティの担保は前提条件ですね。
また、コーポレート関連のクリエイティブでは、企業固有のブランドガイドラインや既存イメージを損なわないよう配慮しながら、ユーザーや顧客の心に訴求するものを追求するようにしています。
ロゴやカラーリングなど、コーポレートを象徴する要素を押さえつつ、新たな視点を取り入れて、魅力を最大限に引き出すようにしています。
一番印象に残っているのは、キャラクタープラットフォーム上でAIの3DCGキャラクターをWebブラウザでリアルタイム表示するプロジェクトです。
通常、3Dモデルはアプリ内やゲームエンジンなどで動かすイメージが強いと思うのですが、Webブラウザでスムーズに動かすとなると容量制限や表示速度など、技術的に考慮すべき要素が多くありました。
そこをチームと試行錯誤を重ねながら実装できたのはとても刺激的でしたね。「本当に新しいものを作っている」というワクワク感は、先進技術を実装ベースで追求するCapexのようなスタートアップならではの醍醐味だと思います。
正直、大変だと感じる点は今のところ、それほどありません。ただし、いろいろなタスクが同時並行で進むため、優先度の判断や目的の明確化は常に意識が必要です。
「あれもこれも」となってしまうと、結果的にどのプロジェクトも中途半端になりかねないので、そこをうまく整理して質を高めるのがアートディレクターとしての腕の見せ所だと思います。
目的と手段を明確にしながら、事実や数字に基づいて判断するという点を強く意識しています。私たちは限られたリソースの中でプロダクトをいくつも回しているので、まずは「何のために」「どんな成果を出すのか」を徹底して言語化する。それから必要な技術や人材を洗い出していく。
そうすることで、スタートアップならではのスピード感を保つことができると考えます。
ある程度方向性が固まったら、そこから先はとにかく試作・検証・改善を素早く回す。AIの領域は日進月歩で進化しているので、常に最新の情報を取り入れながら走り続ける姿勢が大切です。
実を言うと、特定の“会社のカラー”や““統一されたらしさ”は、良い意味であまり感じません。むしろ、いろいろな専門性や個性を持つ方が集まっていて、それぞれが得意分野を伸び伸びと発揮している印象ですね。
スタートアップだと「統一されたカルチャーがある」というイメージを持たれがちですが、Capexの場合はバックグラウンドや国籍も多様。結果として“個性の集合体”になっているのが魅力です。固定観念にとらわれず、多彩なバックグラウンドを活かす風土が根付いていますね。
明るくさっぱりした方が多い印象ですね。こだわりを大切にしながらもフランクに意見を交わし、納期や仕様変更にも柔軟に対応しています。スピード感重視の案件が多い中、とてもよく連携ができていて、日々助かっています。
フラットに意見を言い合えるときですね。デザイナー同士はもちろん、エンジニアや営業、コーポレートの方からも「ここはこうしたほうがわかりやすいんじゃないか」というフィードバックをもらいます。フランクに意見を交わし合うことで、最終的なクオリティが大きく上がるのです。
特にアートディレクションとデザインを兼任していると、制作からマネジメントまで多角的に目を配る必要がありますが、自分の作業に集中しすぎて視野が狭くなりがちです。しかし、他職種からの視点で「なるほど、そういう見方があるのか」と気づかされる瞬間は本当に貴重ですね。
まず、立地環境が素晴らしいです。オフィスが乃木坂エリアにあり、周辺に美術館やギャラリー、大型書店が点在しているので、クリエイティブな刺激を得やすいです。
休憩時間や仕事帰りにふらっと立ち寄って、新しいアイデアのヒントを見つけられるのは大きいと思います。
加えて、Capexの取引先は金融業界を始めとした大手企業が中心で、会社としての経営基盤が安定しています。「スタートアップで挑戦したいけど安定性も重視したい」という方にとっても働きやすい環境だと思います。
危うさやプレッシャーばかりの環境というより、しっかりと安心感がある上で挑戦できる贅沢さがありますね。
AIによるビジュアルコミュニケーションは、今後さらに拡大していくと考えています。
たとえば、ライブ配信にAIキャラクターが登場するのはすでに一般的になりつつあり、今後はユーザーが自然言語処理を介してキャラクターと深く対話する世界がさらに広がっていくでしょう。
ただし、技術やインフラがまだまだ発展途上の領域でもあるので、堅実にステップを踏みながら進める必要があります。最終的には売上に直結する形でプロダクトを成功させ、「AI×デザインってこんなに面白いんだ」という感覚を社会に広めたいですね。
やはり「多様性」と「未知へのチャレンジ」を同時に味わえる点だと思います。国籍やバックグラウンドの異なるメンバーが集まっているので、会社としての柔軟性が高いです。
さらにAIという最新トレンドのど真ん中にいるので、日々変化し続けるテクノロジーを肌で感じながら仕事ができる。これは本当に刺激的ですね。
デザイナーなら、グラフィックだけでなくファッションや建築、映像、ゲームなど好奇心を持って様々な領域に関心を持っている方とご一緒したいです。異なるアプローチが集まれば、想像以上のアウトプットが生まれますからね。
また、幅広い技術スキルを活かし一気通貫でプロダクトを形にできるエンジニアの方ともご一緒してみたいです。
AIや3Dを含めた新しい技術をすばやく取り入れ、デザインと連携してサービスをリリースできる人が加われば、より革新的な取り組みができると思っています。
AIと聞くと「高度な知識が必要なのでは?」と感じて、応募をためらう方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実際は興味と新しいことに好奇心を持って学ぶ意欲さえあれば、十分にご活躍いただける領域です。 知識面で不安のある方も、安心してご応募いただけたら嬉しいです!
Capexは既存の枠に収まらない新しさを追求しています。AIとデザインの融合は、まだ答えの定まっていない挑戦の連続。しかし、その未知領域を「面白い!」と受け止められる人にとっては、最高の舞台が整っています。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひカジュアルにお問い合わせください。一緒に新時代のコミュニケーションを創り上げていきましょう!
Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!
詳細はこちらのページよりご確認ください。
こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。
今回は、グローバルビジネス開発部(Global Business Development)で活躍するHuiying Jiang(フイイン・ジャン)さんに、これまでのキャリアや現在の仕事内容、Capexで働く魅力、そして今後の目標について伺いました。
官公庁・政府関連のイベント・セミナー運営で培った「一歩一歩確実に成果を創り出す力」、シリコンバレー発VCでの「未来を見据えた事業創造力」、世界的プラットフォームを運営するByteDanceで得た「国際的な規模で動かす実行力」。
Jiangさんはそれらを掛け合わせながら、“対話AI”のグローバル展開を強化すべくCapexに飛び込みました。ぜひお読みいただけますと幸いです!
最初のキャリアは広告代理店の株式会社OMCからスタートし、主に官公庁や政府関連のイベントやセミナー、カンファレンスの企画・運営に従事しました。
充実した環境に身を置くなかで、自分の成長機会をさらに広げたいという思いが強まり、「よりスピード感のある現場で新しい挑戦をしてみたい」と考えるようになりました。
そして、シリコンバレー発のベンチャーキャピタルであるPlug and Play Japanへ転職。そこでは約2年2か月、スタートアップと大企業をつなぐエコシステムの一環としてモビリティ分野のアクセラレータプログラムの企画と運営を担当しており、スタートアップの成長をサポートしました。
日々、最先端の技術と様々なビジネス協業可能性に溢れたイノベーションに触れられる環境は本当に刺激的でしたね。
自分が支援していたスタートアップの成長をもっと間近で見たい、学びたいという思いが強くなり、そこで出会ったのがByteDanceです。
TikTokを運営する世界的なテクノロジー企業として知られていますが、そこでプログラムマネージャーとして広告主向けサービスの体験向上に携わりました。
急速に拡大するプラットフォームのダイナミズムを肌で感じられたことは、本当に貴重な経験だったと思います。
ByteDanceを離れた後は、しばらくゆっくり過ごしながら転職サイトやSNSを緩やかに眺めていました。そのとき、LinkedInで偶然目に留まったのがCapexの求人でした。
これまで私が携わってきたAI関連のサービスは、業務効率化をメインにしたものが多かったのですが、CapexではAIを「質問に答える」だけの存在ではなく、営業やデジタルマーケティングの成果を高めるための“双方向コミュニケーションツール”として活用していると知りました。今までになかったアプローチで面白そうだと感じ、強く惹かれたのです。
企業を選ぶ上で「グローバルな環境」「大きな裁量」「伸びしろのある領域」の3点を重視していましたが、Capexはそのすべてを満たしていました。
グローバル展開に関しては、アメリカ拠点の立ち上げを含むプロジェクトが進行中で、まだ何も形のない海外拠点を一から創り上げられる可能性に大きなやりがいを感じました。
また、対話AIの領域は今後さらに拡大すると確信しており、Capexの方向性と私の関心が一致した点も大きな決め手です。
また、スタートアップならではの大きな裁量を期待できることも魅力的でしたね。最初の面談でお会いした社長の小亀さんは、言葉の端々から行動力を感じ、「ぜひこの方のもとで新しい価値を生み出してみたい」と思いました。
前職と比べると雰囲気や働き方に違いはありましたが、それをむしろ新鮮に感じています。
例えば前職はスモールトークが日常的に多い職場でした。多様な出会いや学びがあって魅力的だった反面、集中して作業したいときには会議室にこもるなどの工夫が必要だったんです。
Capexは良い意味でみんなが淡々と仕事に向き合っていて、必要なときだけスッと会話を交わすスタイルです。
周囲に相談しやすい雰囲気はそのままに、全体的にとても静かで落ち着いているので、自然と集中モードに入りやすいんです。私自身、この雰囲気がとても心地よく、自分のペースを大切にしながら仕事ができると感じています。
私はグローバルビジネス開発部(Global Business Development)に所属しており、日本ではまだ私ひとりの部署です。普段は小亀さんやアメリカ拠点のメンバーと連携しながら、BtoBマーケティングの施策を推進しています。
「まず日本で土台を作り、海外でも横展開できる仕組みを整える」というミッションのもと、現在はSNSやオウンドメディアを活用した認知度向上やリード獲得に注力しています。
やはり施策を考えて試す時ですね。BtoBマーケティングは正解がないので、「あれを試してみよう」「これをやってみよう」と工夫するプロセスがとても楽しいです。
直近で言うと、2024年12月から2025年1月頃にかけて、月1~2回ペースで導入事例などの記事をコーポレートサイトに公開し、それをLinkedInやFacebookなどのSNSへ誘導する取り組みを始めたんです。ちょうど昨日確認したらLinkedInのフォロワーが1000人を超えていて、数か月で予想以上の成果でした。
小さな成果ですが、課題に対して最適なソリューションを考え、戦略を立てて実行し、成果が目に見える瞬間はやはり大きなやりがいですね。
実は私、マーケティングをがっつりやってきたわけではないので、「私で大丈夫かな?」と思ったこともありました。でも小亀さんが「まずは、いろいろ試してみよう」と言ってくださるのは本当にありがたいですし、調べながら学ぶことも多いです。
そうですね。小亀さんはまずはトライしてみることを後押ししてくれますし、ご自身でもアイデアが次々に浮かぶ方です。私も実現可能性やコスト面はしっかり精査した上で、まずは小規模にテストして進めるよう心がけています。
これからも学びを重ねながら、Capexの魅力を広く伝えていきたいですね。
特に2点あると感じています。1つは限られたリソースの中でどう成果を最大化するか。もう1つはマーケティングで、KPIを設定しても効果をどう可視化するかが難しいところです。
このような課題には、まずは社内で優先順位を明確にしながら、小さなトライ&エラーを積み重ねるようにしています。結果が出るまでの過程をこまめに確認し、上手くいかなかったら軌道修正しながら進めるイメージですね。とにかく試して、動きながら学びを得ていくことが大切だと思います。
3つすべて大切ですが、私が特に意識しているのは「行動力」です。もともとは自分で「行動力が高いタイプ」とは思っていなかったのですが、Capexに入社してから、周囲のスピード感や前向きな姿勢に刺激を受けて、自然と動くことを優先するようになりました。
たとえば以前は一人で抱えがちだった悩みや疑問も、いまはすぐにメンバーや上司に相談しています。
誰かに聞いてみるとすぐにヒントが得られたり、次のアクションが明確になったりするので、「迷ったら動く」というスタンスが身についてきました。結果的に、前述した課題に対しても“行動することで”少しずつクリアできていると感じています。
休みの日は、人と会うか、ゆっくり休むことが多いです。人と会うときは、また普段と違ったエネルギーをもらったり、新しい情報を得たりすることが好きです。
それ以外では運動が好きで、最近は音楽に合わせながら自転車をこぐフィットネスジムに通い始めました。
運動の影響は体だけではなく、心にも脳にも良いというのをここ数年間でとても実感しています。私にとって、ある意味メディテーションのようなもので、自分の内側に集中できる大切な時間だと思っています。
実は今年、マラソンにも挑戦してみようと考えていて、マラソンのTシャツが密かなモチベーションです(笑)。走るのは苦手なんですが、数か月をかけて練習する過程でどんな効果や気づきが得られるか今から楽しみにしています。
オフィス周辺を散歩したりして頭をクリアにするのはよくやります。
オフィスの近辺は散歩にちょうどいい雰囲気ですし、考えが煮詰まっているときに、そのまま机にかじりついていても進まないことが多いですからね。まずは一度リセットしてから再スタートするようにしています。
まずは日本市場でのBtoBマーケティングの基盤をしっかり築いていきたいと考えています。その上で、そこで培ったノウハウを海外拠点へと展開し、さらなる成長ができる環境を整えていきたいと思っています。
私が感じているCapexの魅力は、次の3つです。
(1) 裁量権の大きさ
入社前に想像していた以上に幅広い範囲で仕事を任せてもらえて、自分の「やりたい」をすぐ行動に移せます。新しい施策も「まずやってみよう」という空気があるので、チャレンジ精神を存分に発揮できる環境です。
(2) シームレスなコミュニケーション
全員が同じ目標と戦略をしっかり共有しているからこそ、みんなの目指す方向と取り組む目的が明確になり、コミュニケーションコストが驚くほど低いです。お互いの役割も自然と見えてくるので、誰が何をすればいいか迷わずに動けるのがとても魅力的だと思います。情報がスムーズに共有される分、チーム全体のスピード感が上がるのを実感しています。
(3) グローバル展開に関われるチャンス
これから海外拠点を含めた事業拡大が本格化していくので、新しい市場に挑戦したい方には本当にうってつけだと思います。海外でのビジネスチャンスを掴みたい方に、ぜひおすすめしたいです。
まずは、自ら考え、主体的に動ける方とご一緒したいと考えています。「考える力」は非常に重要で、そこから生まれたアイデアを論理的に説明し、周囲を巻き込んでいく力がある方は、とても頼もしい存在です。
また、変化を前向きに楽しみながら、柔軟に対応できる方にもぜひ来ていただきたいですね。会社としての方針はありますが、自分の担当領域にとどまらず、「こうしたい」と思ったことは、すぐにトップと話し合い、実行に移せる環境があります。
そうした自由度の高さを楽しめる方にとって、非常にやりがいのある環境だと思います。
Capexは今、アクティブに採用を行っています。ゼロから何かを生み出したい、変化を起こしたいという強い意志のある方であれば、きっと大きなやりがいを感じていただけるはずです。
皆さんと一緒に、新しい価値を創出できることを心から楽しみにしています!
Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!
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Capex では、エンジニアがイノベーションを推進し、複雑な課題に挑戦する重要な役割を担っています。今回は、サーバーサイドエンジニア Akhil Surapuram にインタビューを行い、彼のキャリアの歩みや Capex での経験について話を聞きました。
Akhil: もちろんです!私はインド出身で、そこでテクノロジーの世界に足を踏み入れました。学位取得後、ソフトウェアエンジニアとして 4 年間働き、主にバックエンド開発を担当しながら、フロントエンド技術や AI 分析にも触れていました。
より専門性を高めるためにアメリカに渡り、修士課程で AI を活用したセキュリティプロジェクト に携わりました。特に、警察向けの AI 駆動型システムの開発に取り組み、大規模な画像や動画を解析して捜査を支援する技術を開発しました。これは 最先端技術と社会課題の解決 を融合させる貴重な経験でした。
しかし、より スケーラブルでインパクトのある AI ソリューション に取り組みたいという想いが強まり、Capex に出会いました。Capex では 技術的な挑戦と自己成長の機会 の両方を得られると確信し、入社を決めました。
Akhil: 転職活動中に Wellfound(旧 AngelList)で Capex を見つけました。当時、自分のスキルをさらに高められる挑戦的な環境 を探しており、Capex の 最先端の AI 技術とプラットフォーム開発 に強く惹かれました。
私の技術スタックは Capex のものと完全には一致していませんでしたが、それを障害とは考えず、むしろ成長の機会と捉えました。特に Azure のクラウドネイティブサービス(Functions, SQL Database, Web Apps など) や サーバーレスアーキテクチャ に興味を持ち、Capex でなら 次世代の会話型 AI ソリューション に携われると確信しました。
Akhil: 私の1日は 戦略的な計画、問題解決、最先端の開発 を組み合わせたダイナミックなものになっています。朝はタスクの優先順位を整理し、エンジニアリングのロードマップと整合性を取ることからスタート します。
Slack を活用したリアルタイムのやり取り、深掘りが必要な議題はスケジュールを組んで詳細な議論を行い、共有ドキュメントで情報を一元化することで、円滑な連携を実現しています。
私の主な業務は、バックエンドシステムの設計、AI を活用した検索機能の最適化、複雑なバグのデバッグ、スケーラブルなソリューションの開発 など多岐にわたります。毎日が新たな挑戦であり、それがこの仕事の魅力です!
Akhil: 私はこうした状況を「課題」としてではなく、システムを洗練させるチャンス と捉えています。スケールする組織にとって、こうした変化は自然な成長プロセスの一部です。
現在、特に力を入れているのは、レガシースタックのモダナイズです。これまで維持に手間がかかっていた要素を見直し、より効率的なワークフローを実現しようとしています。
これにより、本来注力すべきイノベーションにリソースを集中できるようになります。実際に、.NETのレガシーフレームワークや旧式の仮想環境を刷新することで、開発サイクルを40%以上短縮できる可能性があり、エンジニアたちはよりインパクトの大きい業務に取り組めるようになります。
何よりもCapexの魅力は、「イノベーションが奨励される」だけでなく、「それが当たり前」な文化が根付いていること。 私たちは単に既存システムを改善するのではなく、インフラそのものを再構築し、常に最新のベストプラクティスに適応しながら、競争力を維持しています。
変化を語るだけではなく、実際に未来のテックスタックを形にしていく。それが、Capexのエンジニアリングチームの醍醐味です。
Akhil: 将来的には、技術リーダーとして会社を導き、エンジニアチームを育成し、テクノロジーの最前線で活躍したい と思っています。
具体的には、CTO やプリンシパルエンジニア、あるいはスタートアップの技術アドバイザーとして、技術のスケール化を支援する ことに関心があります。大きなアイデアを実現する場所で活躍し続けたいですね。
Akhil: 今はバレーボールにハマっています! でも数年ごとに新しいスポーツに挑戦するのが好きで、以前はラケットボールをやっていました。次は何を始めるかわかりませんが(笑)。
スポーツは単なる趣味ではなく、頭をクリアにし、ストレスを解消し、競争心を維持する大切な時間 です。
Akhil: AI は産業革命のように、多くの業界を変革していくでしょう。しかし、人間を完全に置き換えることはないと考えています。AI は 反復的なタスクを自動化 しますが、人間の創造力や問題解決能力には限界がありません。
AI は 「N」レベルのタスクを処理 できますが、人間は常に 「N+1」のレベル を見つけ、新たな価値を生み出します。AI を恐れるのではなく、共存し、進化することが重要 です。
Akhil: 複雑な課題に挑戦し、技術の限界を押し広げ、優れたチームと共に成長したいエンジニアには、Capex は最高の環境 です。ここでは、イノベーションが文化として根付いており、刺激的なプロジェクトに携わるチャンス があります。
成長を求めるなら、Capex の扉を叩いてください!
Akhil のストーリーは、Capex での成長機会を象徴するものです。
興味のある方は、ぜひ採用情報をチェックしてください!
こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。
今回は、Capexの事業開発部で活躍する池田さんに、これまでのキャリアや具体的な仕事内容、Capexで働く面白さ、そして今後の目標について伺いました。
大企業での店舗運営や新卒採用の経験を経て、Web広告代理店で実績を積み、そしてスタートアップの最前線Capexへ。自分の可能性を広げるために、果敢に挑戦し続ける池田さん。
現在、大手企業との取引が拡大するCapexで、彼はどのように裁量を発揮し、アイデアを形にしているのでしょうか?
対話AIの進化を間近に感じながら、「人間らしさ」をサービス設計の軸に置くーー。そこには、大企業では得られなかった“自らのアイデアをすぐ形にできるダイナミズム”がありました!
コロナ禍で入社したニトリの新卒時代に、手取り足取り細かく丁寧に指導いただいた当時の先輩方のおかげで、成果を出すことができ、相手目線でサービスを提供する意義や大切さを学びました。
一方で、大企業は業務フローが整っている分、個人としてできる範囲に限界を感じる場面も多くありました。また、大企業のうちの一人ではなく、個人として市場で戦っていける戦闘力や価値提供ができる人間になりたいという思いがあり、裁量が大きく実力主義のベンチャー企業に転職をしました。
WEB事業などを手がけるDYMは、事業部ごとに個人事業主のような裁量が求められる環境で、まずはテレアポでゼロから顧客を獲得し、実力で成果を上げることが重視されていました。
当初は1日150件から200件のテレアポで数をこなす日々でしたが、クライアントの課題を多角的に提案ができるデジタルマーケティングやSNS広告の営業を通じて、新規営業が大好きになりました。
他の営業マンとさらに差別化をするために、WEBサイトやクリエイティブ制作、運用の知見を深め、日々、デジタルマーケティング分野で最強になることを念頭にスキルアップに取り組んだ日々でした。当時の上司、同僚、職場の環境のおかげもあり、これ以上に熱中したことはないくらい全力で仕事に打ち込み、大変恵まれた経験をさせていただきました。
DYMで代理店ビジネスを経験するうちに、新規営業やデジマがさらに大好きになったものの、個人として提供できる幅を広げるために、よりデジタルマーケティングの知見を極めたく、さらなる成長環境を求めて、転職を決意しました。
そんな中、様々な企業をリサーチしている中でCapexに辿り着きました。代表の小亀さんは圧倒的な実績を持ち、業界で確かな成果を上げている人。「この人と働けば、自分も大きく成長できる」と直感しましたし、スタートアップでありながら大手金融企業とも取引をしている点にも可能性を感じました。
本気でプロダクトに向き合う小亀さんの行動量・知識量・実力には足元に及ばないものの「小亀さんの右腕になりたい!」と感じました。このタイミングで入社させてもらえるなら、小亀さんのもとで、ビジネスアスリートとしての濃厚な日々を送れると思い、入社を決めました。
一番大きいのは確かな実績を積み上げていることですね。確かに小亀さんや事業部長の新才さんが金融業界出身という安心感もありますが、それ以上に重要なのは単に「コンバージョン数を増やす」だけを目的にしないことです。クライアントの皆様は、継続率や客単価など、CPOの最大化や数値化しにくい企業課題が多くあります。そこに貢献できることが当社の強みです。
Capexには、マーケティングのみならず、経営や営業などさまざまな分野のスペシャリストが在籍しているため、常にクライアントの課題解決に深く寄り添うことができます。その結果、デジタルマーケティングの領域を超えて、クライアントの事業成長を見据えた本質的なサポートができる。それが信頼へとつながっていると考えます。
前職でAIの発展を間近で体感し、ChatGPTの台頭により、これまで人間に求められていたロジカルシンキングや、コーディングスキルなど、AIで誰でもできるようになってしまったことを体感しました。
でも、だからこそ“人間らしさ”や“人ならではの設計”がこれまで以上に大切になるとも感じています。AIが進化しても、人間にしかできない部分はまだまだ多いですからね。
主に、対話AIによる完全成果報酬型CV改善サービス「PickUp」(ピックアップ)のLINEマーケティングの成果最大化、品質管理と組織開発を含む事業開発を担当しています。クライアントの課題に対して、LINEを活用した施策を提案・実行するだけでなく、戦略設計やクリエイティブ、運用面の管理といった内側の部分も総合的にサポートしています。
前職もデジタルマーケティングの新規営業に主な体力を使っていましたが、今は既存クライアントの運用や品質管理が1日の業務の比率の大半を占めているのが大きな違いです。シナリオ構築やクリエイティブの監修をはじめ、Capexならではのアウトプットを作成することで、LINEマーケティングの市場をより活性化できるよう、日々尽力しております。
自分の成長を実感するときも嬉しいですが、それ以上に周りの成長を見られる瞬間が一番やりがいを感じます。
私は行動量が多い分、成功も失敗も多く経験することで、自身の知見を活かし、再現性のある仕組みづくりや教育を行えることが強みです。実際に、一緒に携わるメンバーの工数削減やアウトプットのクオリティ向上に貢献できた時は、本当に嬉しいですね。
また、システム開発のメンバーとも密に連携をとり、「こういう機能がほしい」「こういう実験をしてみたい」 といったアイデアを自分で起案し、エンジニアと連携しながらすぐ試せる。このスピード感があるのも、仕事の面白さのひとつです。
大きく2点あります。
1点目は、私たちがこだわって作成したアウトプットで成果が出せなかったとき。
現代はまさに情報化社会となり、日々膨大な情報を浴びる日常が続いています。そんな中でも、ユーザーの態度変容を促すきっかけを与えることができるように、ナンバーワンかつオンリーワンを目指して、品質管理を行い、日々アウトプットクオリティを洗練させています。
2点目は、「人がもっといれば、できることがもっと広がるのに」と感じる場面があること。だからこそ、仕組みづくりや自動化を進めることで一人あたりの生産性を上げたり、成功事例を量産し、さらに収益性を高める仕組みを作ることに力を入れています。
こうした改善アイデアは現場から提案し、最終的に代表の小亀が判断する流れなので、トップダウンではなく現場発信で動けるのが強みですね。
基本的には読書したり楽器を弾いたりしながら、のんびり過ごすことが好きですね。一人でいる時間を大切にするタイプなので、家で過ごすことが多いです。
ただ、単にコンテンツを消費するだけでなく、何かアウトプットすることも好きです。特に動画作成が趣味で、実家や友人の家に行った際には撮影・編集をして、無理やり見せています(笑)。
趣味の動画制作では、100日後に痩せるチャレンジとしてYouTubeにショート動画を投稿していました(笑)。完全にプライベートなものですが、視聴者が最後まで飽きずに見てもらえるように、編集の工夫を凝らしています。
私生活でも、あくまで相手目線で物事に取り組む癖が仕事に活かせていると思います。Capexのメンバーも、仕事中は集中して取り組む一方で、休日は旅行に出かけたり、家族と過ごしたり、それぞれリフレッシュ方法を大事にしている印象です。私も、自分の趣味や家族との時間を通じて、仕事とは違う感覚を楽しみながらリフレッシュしています。
「デジタルマーケティングならCapex」と言ってもらえるように、デジマを包括的に、立体的にお任せいただけるような組織を作っていきたいです。
現在はLINEマーケティングを中心に取り組んでいますが、今後はBtoCのコミュニケーション領域全体をカバーしたいと考えています。
また、Capexは海外展開を進めているので、私自身も海外案件に携わりたいですね。国内での成功事例を海外にも展開し、グローバルに価値を届けるような取り組みに力を注ぎたいと思っています。
スピード感のある環境で、自分のアイデアをすぐ形にして実践できることでしょうか。
社内のブレストの段階で小亀さんや事業部長の新才さんから洗練されたフィードバックをもらえるので、アウトプットの質がどんどん高まっていきます。大企業ではなかなか得られない 「自由度」と「スピード感」 があるのは、大きな魅力だと感じます。
知的好奇心が旺盛で、合っていても間違っていてもいいので、まずはトライアンドエラーできる方だと嬉しいです。クライアントに価値提供するためには、日々の成果を出すために、現状に満足せず取り組むことが必要なので、行動し続けることができ、目の前のことに熱中できる方と一緒に働きたいです。
Capexでは、その中でも成果最大化、クライアントへの価値提供を共通言語とし、データに基づいた論理的な会話や、最高のアウトプットを出すための環境を提供できると思っています。ただ、データ分析やロジカルシンキングはAIが担ってくれますので、そこに加えて“人の心を動かすアイデア”や“直感的な価値”を形にし、社会に新たな“ときめき”を生み出せるような人と一緒に働きたいですね。
私自身、30歳を前に「管理職や事業責任者クラスの経験を早めに積みたい」と考えていましたが、大企業ではそうしたチャンスに出会うのは難しい場合がありますよね。
所属する環境で成長スピードが決まる部分は大きいので、もし今の環境に不安を感じているなら、まずは動いてみるのがいいと思います。
Capexには個性的で経験豊富なメンバーが多く、アイデアを試せる自由度も高いです。壁打ちをするだけで自分のアウトプットがどんどん洗練されていく環境なので、知的好奇心があって行動力のある方なら、相当面白い会社だと思います。
ぜひ一緒に、“ときめき”を与えられる仕事をしましょう。お待ちしています!
Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!
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Capexでは、エンジニアチームの情熱と専門知識がイノベーションを支えています。今回は、Capexのサーバーサイドエンジニア Abdullaev Farhodjon(Fred)にインタビューを行い、彼のキャリア、日々の仕事、そしてCapexでの経験について話を聞きました。
Fred: はい!私はソフトウェア開発に携わって約6年になります。主にバックエンド開発が中心ですが、フロントエンドの経験も少しあります。Capex に入社する前は、韓国の2つの企業で働いていました。転職を考えていたときに Capex を知り、そのミッションに惹かれました。Capexは会話型オートメーションやダイアログシステムの最前線で挑戦を続けており、ここで働くことが自分にとって大きな成長につながると感じました。
Fred: 事前に会社のことをリサーチして、B2B向けソリューションの実社会での影響力に感銘を受けました。また、多国籍なチームの中で協力しながら働ける環境にも魅力を感じました。異なるバックグラウンドを持つメンバーと意見を交わしながら、技術的なチャレンジに取り組めることが決め手でした。
Fred: まず、スタンドアップミーティング から1日が始まります。チームと進捗状況を確認し、課題を共有します。その後は、新機能の開発、デバッグ、技術リサーチ、ドキュメント作成などに取り組みます。
Fred: 火曜日のグローバル開発ミーティングでは、進捗を共有し、次のステップを計画します。私たちは異なるタイムゾーンで働いているため、Google Meet、Slack、共有ドキュメント を活用し、円滑にコミュニケーションを取るようにしています。
Fred: 最初に担当したのは対話プラットフォームにおける、メニュー管理システムの構築でした。このプロジェクトを通じて、データベースの構造やユーザー認証など、システム全体の仕組みを深く理解することができました。現在は KakaoTalkの拡張機能 の開発に取り組んでいて、これもまた新たな挑戦になっています。
Fred: エンジニアが自らプロジェクトをリードできる環境 が整っている点が大きいですね。Capex では、単に指示を受けるのではなく、新しいアイデアを提案し、研究し、実装まで進めることにあたってイニシアチブを取る部分が大きいです。また、チームのコラボレーションが活発なので、互いに刺激を受けながら成長できるのも魅力です。
Fred: 明確なドキュメント作成と円滑なコミュニケーション が鍵ですね。異なるタイムゾーンで働いているため、常に情報共有を意識しながら仕事を進めています。
Fred: オープンマインド を持ち、チームでのコラボレーション を楽しむ姿勢が大切です。アイデアを共有し、課題に対して積極的にアプローチできる方にとって、Capex は素晴らしい環境だと思います。
Fred: 何よりも素直に自分の経験を伝えることが重要です。Capex は、会社のミッションに共感し、技術的な課題に意欲的に取り組める人材を求めています。
Fred: 問題解決力、柔軟性、コミュニケーション能力、そして新しい技術への好奇心 ですね。Capex は常に進化しているので、新しいツールや技術を学ぶ意欲があることが大切です。
Fred: チェスをするのが好きです! 友人とオンラインで対戦することが多いですね。チェスは戦略と問題解決のゲームなので、エンジニアの仕事にも通じる部分があると思います。
Fred: 幼い頃、父がプレイするのを見て覚えました。特に教えてもらったわけではなく、ただ観察して学びました。
Fred: 韓国市場は大きな可能性を秘めていますし、KakaoTalk 拡張機能のような技術を活用しながらCapex がさらに成長していくと確信しています。私もその成長の一翼を担い、会社のグローバル展開に貢献していきたいです!
Fred: 技術、イノベーション、コラボレーション に情熱を持つエンジニアには、Capex は最適な場所です!興味のある方は、ぜひキャリアページをチェックしてみてください。
Capexのエンジニアリングチームの活気あふれる文化をお届けしました。
あなたもこのダイナミックな環境で、新たな挑戦をしてみませんか?
Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!詳細は以下のページよりご確認ください。
その他の職種も募集中です。こちらのページをご確認ください。
こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。
最新の対話AIを駆使して、人と企業の「対話」を進化させる株式会社Capex。
2019年に創業した、Capexが挑んでいるのは、デジタルマーケティングや営業支援の枠をこえた、新しいコミュニケーションの形づくりです。Capexが展開する対話AIシステムは、既にメルペイ様やSBI証券様、SMBCモビット様などの大手企業にも導入されています。その現場には、自分の意見が形になり、チャレンジできる環境があります。
Capexは事業運営を安定的に進められる財務基盤を確立しており、積極的な経営を進めています。また現在、米国・ロサンゼルスにもオフィスを構え、2025年には韓国への進出も決まっているなど、国内外へサービス展開を行うグローバルな挑戦も可能となっています。
今回は、Capexの代表取締役 小亀さんにインタビューを行い、創業のきっかけや事業への想い、そして働く中で得られるやりがいや成長の機会について語っていただきました。
Capexの挑戦と可能性を、ぜひチェックしてみてください!
株式会社Capex 代表取締役
1989年1月生まれ。岡山県岡山市出身。
大学卒業後、2011年にみずほ銀行に入社。法人営業に所属し、他業種にわたり計200社超の中堅中小企業を担当。新人王、みずほアワードを受賞。その後、2014年8月に株式会社bitFlyerに(社員番号 #1)入社。COOとして、ビジネスディベロプメント・マーケティング・CS等を担う。
30歳になった2019年の8月に退職し、翌月に株式会社Capex(キャペックス)を創業。「プロダクトを通じて人々がより豊かな生活を送ることができ、よりよく能力や機能を拡張できる社会を実現したい」という思いから、機能拡張 = Capacity Expansion の略として「Capex」と名付けた。
「システムと人間の共生を実現、普及し、人類の機能を拡張する」をミッション・ビジョンとし、対話AIと3DCG に強みを持つバーチャルヒューマンAI 製造企業として、対話AI及び、3DCGを用いたバーチャルヒューマンを独自開発し個人・法人のお客様に提供する事業を開始。2020年12月に「PATONA」(パトナ) iOS版 を発表。
2022年1月、「キャラクタープラットフォーム」提供開始。
2022年2月、対話AIによるCV改善サービス「PickUp」(ピックアップ)提供開始。
2011年にみずほ銀行に入行し、3年半勤務しました。初年度は窓口業務や融資、為替など幅広くOJTを通じて経験し、1年目の終わりには法人顧客を担当。2年目以降は法人営業に専念しました。
一方で、新しい技術やスタートアップに興味があり、ネットで情報を集めたり、起業家の方々に直接会いに行ったりしていたんです。
2013年末には、仮想通貨取引所マウントゴックスのハッキング事件(※1)が大きな話題になり、「これほど注目されるなら、こうした新しい技術はさらに普及していくだろうな…」と確信しました。
「いつか自分の事業を立ち上げたい!」という思いが強くなり、仮想通貨やブロックチェーン分野を調べている中でbitFlyer(ビットフライヤー)のプレサービスを発見。すぐに代表の加納さんに連絡を取って何度かお話しさせていただいた後、2014年8月にbitFlyerに入社しました。ここでは約5年間、新規顧客の獲得や基盤作りに力を注ぎました。
そして、30歳の節目に独立を決意し、Capexを設立します。
会社を立ち上げる際にまず考えたのは、「これを作れば世の中がもっと便利になる」というテーマを見つけることでした。その中で特に注目したのが、AIの対話技術です。
当時、AIの対話技術はまだ発展途上で、カスタマーサポート向けのチャットボットが普及し始めたくらいでした。しかし、FacebookやGoogleが生成モデルの研究成果を発表し、一部の分野では人と自然に会話できるレベルに近づきつつあったんです。
ただ、日本では米国ほどに進んでおらず、ごく一部の大手企業が取り組んでいる状況でした。
自然言語を扱う対話AIで、日本語のデータを多く集めれば、大手とも十分競争できる。それに大手企業がリスクを取りにくい分野だからこそ、スタートアップにはチャンスがあると考えたんです。
さらに、みずほ銀行で培った営業経験やbitFlyerでのサービスづくりで得たマーケティングスキルを活かせば、大手では挑戦できないような面白いサービスが作れると思いました。
「コミュニケーションを通じて企業や個人の力を最大限に引き出す」を目標に掲げ、AIバーチャルヒューマンの分野を選びました。
例えば、日常生活に利害関係のないAIの友達がいたらどうでしょうか。優しく励ましたり、SNSでは言いづらい悩みを聞いてくれる存在がいれば、人間関係だけでは得られない癒しや安心感を提供できると思います。
そんなAIが人を前向きにし、新しい挑戦を後押しすることで、個人の可能性を広げられると信じています。
法人向けでは、デジタルマーケティングや新規顧客獲得、売上アップに貢献することを目指しています。これは、私が営業経験を通じて大切にしてきた「顧客の成長を支える」という理念に基づいた取り組みです。
現在、法人向けのサービスでは確かな成果が出ています。この技術を日本だけでなく世界中に広げていきたい。これまでのデジタルマーケティングや営業では実現できなかった新しいコミュニケーションをAIで作りたいと思っています。
事業開発部長の新才さんと、オフィスのフリースペースで打ち合わせ中。 オフィスは乃木神社目の前なので、緑も綺麗です!
当社では2022年以降、PickUp(ピックアップ)とキャラクタープラットフォームの2つを主軸サービスとして展開しています。
PickUpは、サイトから離脱してしまう見込みユーザーをLINEに誘導し、対話AIを活用して購買促進やCVR向上を目指す完全成果報酬型サービスです。戦略構築から運用まで一気通貫してサポートをしています。
一度当社の対話システムと会話を始めると業種によりますが6%~45%の確率で見込みユーザーをCVへ導くことができます。デジタルマーケティングに力を入れられている大手企業様を中心にご導入をいただいています。
「PickUp」サービスサイト TOPページ
一方、キャラクタープラットフォームは、企業キャラクターと顧客との1on1対話を通じて、エンゲージメントや態度変容を促進するサービスです。顧客体験の企画から設計、UIの開発・実装まで一貫して提供し、高品質な対話AIと多様なマーケティング機能で、顧客との関係性強化を実現しています。
これまで人の営業と顧客との会話はなかなかデータとして取得できなかったのですが、キャラクタープラットフォームであれば取得できます。キャラクターとの会話をするとアポイント取得確率が上がったり、サービスの利用意向や好感度を向上できます。多くの個人営業がいらっしゃる企業様での導入が進んでいます。
「キャラクタープラットフォーム」サービスサイト TOPページ
これらのサービスは、2020~2021年に提供した個人向けサービスのPATONA(パトナ)で得た知見を企業向けに応用し、メルペイ様やSBI証券様、SMBCモビット様といった大手企業に導入していただいています。
ユーザーの行動変容を促す対話AIシステムを企画から設計、実装まで一貫して提供できることです。
弊社は顧客の要望や目標に合わせてAI対話システムや対話データをゼロから企画・設計しています。
顧客の目標に基づき、話しかけ方ややり取りの回数、キャラクターの有無などを細かく設計して、最適な対話システムを構築します。ユーザーインターフェースも含め、すべてをワンストップで提供できるのが当社の特徴ですね。
また、すでに多くの企業に導入いただいており、売上アップや顧客獲得増といった成果が具体的な数字で示されています。こうした実績が新規のクライアントにも信頼や安心を届けています。
AI対話システムの活用をさらに広げるため、普及・品質向上の取り組みを強化しています。対話型AIやチャットボットの設計を効率的かつ効果的に進める手法やツールの販売を強化する予定です。
また、対話AIを活用した広告サービスにも力を入れたいと考えています、顧客ごとにパーソナライズされたコミュニケーションで、これまで届かなかった層との接点を広げていきます。例えば、NFC技術(※2)を活用した、リアルのタッチポイントをデジタルとの接点に繋げられるシーンを増やします。
国内で培った知見をもとに海外市場にも挑戦し、現地文化やニーズに合ったシステムで、世界中の企業に新たな価値を届けたいですね。
Capexは、対話AI・システムを通じてクライアント企業が持つ力を最大限発揮し、ビジネスを加速させるパートナーです。また、エンドユーザーとのコミュニケーションを最適化し、企業と顧客双方に価値を届けることを目指しています。
この技術はテキストだけでなく音声にも広がり、電話や音声案内での双方向のやり取りが当たり前になっていくでしょう。私たちは、そんな未来を見据え、企業と顧客のつながりをより身近に、より豊かにするサポートをしていきます。
「Capex」という名前には、「Capacity(能力)」と「Expansion(拡大)」を組み合わせて「提供するサービスを通じて、お客さまや私たちの可能性を広げていきたい」という想いを込めました。
ちなみに、金融用語の「CAPEX(資本的支出)」とは関係がありません。
当社は、次の三つをバリューに掲げています。
Customer :顧客を中心に考え、顧客から選ばれ続ける。
クライアントが求める機能や対話体験、成果、そしてその先のビジョンをしっかり理解し、半歩先、一歩先へ進む姿勢を大切にしています。提案やフィードバックを活かし、サービスを改善し続けることで、選ばれ続ける価値を提供します。
Execution:決めたら、素早く、やりきる。
どれだけ考えても、行動しなければ成果は生まれません。迅速に行動し、リアクションや結果をもとに改善を重ねることで確実に成果を届けています。
Fact :事実・数字に基づいて考え、決める。
定量的なデータ、定性的な情報をもとに、データを活用した意思決定をします。
この3つのバリューをもとに、クライアントにしっかり寄り添い、成長を支えながら伴走し、共に未来を切り拓いていく存在であり続けます。
リラックスと集中の、メリハリあるカルチャーです。
Capexで働く魅力は、スタートアップならではの活気ある環境と、最先端技術が融合する挑戦の場があることです。ここから、具体的なポイントをお伝えします。
・規模感
Capexでは自分の力で会社や事業を成長させられる環境が整っています。成長を目指すスタートアップの中でもしっかりとクライアントを持ち、海外展開にも取り組んでいる会社は多くありません。
だからこそ、ここでは「会社の成長」実感を得ながら働けます。自分の意欲やアイデアを直接サービス・プロダクトに反映させて事業を成長させたいという前向きな方には、とても魅力的だと思います。
最近も、事業開発のメンバーが持っていたアイデアをクライアントに提案してみたところ、採用していただいた出来事がありました。プロダクトの機能開発も伴う提案でしたので、やや難易度は高かったと思うのですが、クライアントの課題や顧客のインサイトに沿った提案だったことが良かったと思います。
・領域
最先端のAI技術を活用しながら、世の中の課題を解決する仕事に挑戦できます。自分のアイデアが実際のサービスに反映され、社会的なインパクトを生む経験ができる環境です。
Capexが取り組む対話AI・システムは、今注目の分野です。昔からある選択肢型のシステムから最新の生成AIまで幅広い技術が揃い、エンドユーザーとのコミュニケーションを最適化するチャンスが大きく広がっています。
特に最近は、デジタルマーケティングや営業でAIが本格的に活用され始めています。今後、多くの企業が導入を進めていくフェーズにあり、この分野はさらに発展していくと考えています。
・カルチャー
Capexでは、卓越したプロフェッショナルとして働くこと、そしてリラックスした柔らかい雰囲気を大切にしています。
私たちはクライアントが目指す成果を実現するために、高いプロフェッショナルスキルを発揮しています。一方で、社内は、大きなキャラクターのぬいぐるみなどが置かれていたり(笑)、仮眠用のベッドがあったりします。リラックスした柔らかい雰囲気ながらも、集中して業務に取り組む環境です。全員、かなり集中して業務をしてくれていると思います。
今後もクライアントと共にビジネスを作り上げ、サービスを改善し、新しいサービスを生み出す挑戦が続きます。例えば、「今の仕事が限定的で物足りない」と感じている方や「もっと幅広い視野を持って働きたい、事業開発・ものづくりをしたい」と思う方にとって、Capexは理想的だと思います。
今後は、技術、サービス、そしてグローバル展開の3つを重点的に進めていく予定です。それぞれについて具体的にお話ししますね。
・技術
エンドユーザーとの対話そのものが成果物なので、技術選びは慎重です。新しい技術も古い技術も平等に見て最適なものを取り入れています。
「最先端の技術を使うこと」自体が目的ではなく、「どう組み合わせれば最良の体験を提供できるか」が大事です。古くからある選択肢型チャットボットでも効果的なら採用し、新旧問わず最適な手段を組み合わせて良いコミュニケーションをを作っていきます。
・サービス
クライアントが新しい顧客を見つけたり、エンドユーザーとの距離を縮めたりできるような対話システム・AIを活用したコミュニケーションサービスに注力していきます。エンドユーザーが「このブランドいいな」「親しみやすいな」と感じられるような関係を築けるようなサービスを作りたいですね。
・グローバル展開
当社のサービスは日本以外でも十分に役立つため、グローバル展開も行なっています。2024年4月には米国拠点としてロサンゼルスに「Capex USA」を設立しました。次の海外拠点として、2025年春先には韓国オフィスを開業予定です。当社のサービスやコミュニケーションを活用して、世界中のクライアントの役に立ちたいです。
現在、幅広い職種で募集を行っていますが、その中でも特に求めているのは事業開発ポジションの方です。「これまでの営業やマーケティングでは難しかった効果も、対話AIやシステムなら実現できる」と信じ、その可能性を広げたいと思える方にぜひ来ていただきたいです。
また、クライアントへの価値提供をさらに高めるため、主体的に考え、動ける方を歓迎します。AIやシステムを活かして顧客の成功にどう繋げるかを考える力、実行する力が求められます。
目標達成に向けて論理的に考え、周りを巻き込んで実行できる方は当社のカルチャーにぴったりです。
デジタルマーケティングや営業を通じて「対話AI・システムを使えば、これまでとは違う成果や体験を生み出せるかも」と考えたことがある方には、Capexはぴったりの環境だと思います。
自分の経験をもっと裁量のある場で試したい方には、挑戦しがいがある会社です。ここでは、自分のアイデアで会社やクライアントの成長に直接影響を与えられます。新しい可能性を切り開き、未来のコミュニケーションを一緒に形にしていきましょう。ご応募を心からお待ちしています!
Capexでは、一緒に働く仲間を募集しています!詳細は以下のページよりご確認ください。
・事業開発メンバー
・コミュニケーションデザイナー
・エンジニア
その他の職種も募集中です。こちらのページをご確認ください。