こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。
対話AIを活用したで、数々の大企業から信頼を得るCapex。
導入ハードルの低さや高い開発効率を強みに、急成長を続けているCapexでは、企業の課題解決だけでなく、社会全体の仕組みをより良くする挑戦を続けています。
今回は、管理部長の糸川さんにインタビューを行いました。
大企業とスタートアップの双方で培った豊富なキャリアを持つ彼が、Capexで目指すのは「未成熟な組織だからこそ生み出せる新しい価値づくり」です。
今回は糸川さんに、これまでのキャリア、Capexへ入社を決めた理由や働く魅力、さらに「社会をより良くする」ために描く未来のビジョンについてお話を伺いました。
大企業の信頼とスタートアップのスピード感が交差するCapexでのリアルな日々をぜひご覧ください!
糸川 智之 (いとかわ・ともゆき)
株式会社Capex 管理部長
1984年11月生まれ。千葉県出身。
早稲田大学理工学部卒。
2008年 新日鉄ソリューションズ入社
2015年 Thai NS Solutions出向
2017年 FAST RETAILING入社
2020年 OKAN入社 CFO兼事業責任者
2021年 LiB Consulting入社 コンサルタント兼管理部門長
2023年 フジテックス入社 CFO
2024年 Capex入社
「2兆円のベンチャー企業」で培ったダイナミズムを、Capexで新たな未来に活かす
ーーまずは、糸川さんご自身の経歴についてお聞かせください。
2008年、新卒で新日鉄ソリューションズ株式会社(現:日鉄ソリューションズ)に入社し、管理部門で購買業務を中心にコンフィデンシャルな各種トラブルシューティングなど様々な業務を経験させていただきました。その後、全社集中購買部門の立ち上げ、新規事業の収益管理・投資担当、運用保守子会社担当など幅広く携わった後、タイ現地法人の立ち上げを機に海外駐在を経験しました。
タイでは、法人の立ち上げから企業運営の土台づくり、事業の拡大や現地企業のM&Aなど、ここでも幅広く挑戦を行い、管理部門長として現地経営に深く関与。本社は大企業でしたが、現地ではスピード感のある環境で、多様な業務を他の駐在員や現地社員、さらに他社の方々など、垣根なく非常に多くの方々に助けていただきながら進めました。
帰国後、約10年間勤めた企業を退職し、ファーストリテイリングに経営企画として転職します。
皆さんご存じのユニクロやGUなどを展開する企業ですが、当時「2兆円のベンチャー企業」とも呼ばれたダイナミズムの中で、新規進出国の立ち上げや財務・貿易・税務、IT戦略などに従事しました。
特に有明プロジェクトと呼ばれる非常に大掛かりなサプライチェーン改革に注力し、短期間で多くの関係者を巻き込みつつ、強制的に成果をあげ続ける日々を過ごしました。
その後、複数のスタートアップで経営層としてCFOや事業責任者を務め、管理部門だけでなく事業運営にも深く関わりながら視野を広げました。そして2024年、Capexに管理部長としてジョインします。
ーーCapexとの出会いのきっかけを教えていただけますか?
出会いはエージェントからの紹介です。正直、最初は社名を知らなかったのですが、話を聞くうちに次第に興味を持ちました。
これまでのキャリアでもAI活用に多く携わり、AIが今後の社会やマーケットで果たす重要性を強く感じていたからです。
特に驚いたのは、組織がコンパクトながら国内有数の大企業と取引を行い、すでに一定のマネタイズを実現している点です。
また、ビジネスモデルを聞けば聞くほど将来性を感じ、組織を上手く拡大できれば飛躍的に成長できると確信しました。これまで多くの組織構築を担ってきた自分の強みを活かし、貢献できると感じました。
ーー最終的にCapexへの入社を決めた理由について教えてください。
最も大きな理由は、「成長余地の大きさ」を感じたことです。
まだまだ小規模な組織でありながら、一定の事業基盤を築き、大企業と取引を行っている一方で、発展の余地が多く残されている。このギャップに、自分の経験を存分に活かせるのではないかと考えました。
さらに、スタートアップならではのスピード感と型破りな環境で、非連続的な成長を実現できる機会は極めて稀です。
ただ「やりがい」や「チャレンジ精神」を語るだけでなく、それを本当に体現できる環境があります。
この場で、自分の知識と経験を最大限に活かしながら、新しい価値を生み出せると信じています。
チャレンジ精神と安定した基盤が共存。大企業との取引が示すベンチャーの新しい形
ーーCapexに入社して実現したい目標について教えていただけますか?
私は、生涯を通じて「一人ひとりが生き生きと働くことができる社会」を作り上げたいと考えています。仕事は人生の全てではありませんが、間違いなく生活の中で大きな比重を占めますよね。
その時間がただ消費されるだけでなく、意義や達成感を持てるものであれば、個人の幸福度は格段に上がるはずです。その積み重ねが社会全体の活力を生むと信じています。
当社のMissionである「人類の機能を拡張する」という目標を通じ、社会の仕組みをより良い方向へ変えていきたいですね。
ーー糸川さんが感じる、Capexの強みとは何でしょうか?
先ほどの話にも関連しますが、やはり「チャレンジを楽しめるところ」が大きな強みです。
ただ、管理部の視点で見ると少し違った風景が見えてきます。
実は、一般的なベンチャー企業と比べて非常に健全で、体力のある状態です。具体的に言えば、財務状況が優れており、ただの綱渡り的なチャレンジではなく、地に足をつけた活動ができています。
ベンチャーの醍醐味として「追い詰められている方が楽しい」と感じる方もいるかもしれませんが、人が安心して働くには心理的安全性も重要です。
Capexは、このチャレンジ精神と心理的安全性を両立できている点で、とてもバランスが取れていると感じます。
ーーCapexがベンチャー企業でありながら、既に名だたる大企業とのお取引を実現している理由は何でしょうか?
「導入いただきやすいプラン設定」です。当社のプランは、初期費用がほとんどかからず、成果が出なければ費用も発生しません。
管理部からの視点で見ると、この仕組みにより、クライアントのリスクが少なく、企業のご担当者の方も比較的、社内稟議を通しやすくなっているのではないでしょうか。
さらに、AIというトレンドも追い風となっています。特にレガシーな仕組みを抱える企業様にとって、AIは「気軽に試せる新技術」として映る点も強みです。
Capexの対話AIには、他のAIサービスと比較して「開発効率の高さ」と「成果報酬型プランモデル」という2つの独自の強みがあります。短期間で高品質な成果を提供することで、導入企業様は納期短縮や業務効率化を実感いただきやすいと感じます。
また、こうしたことがサービス品質向上のモチベーションを生み、リスクを抑えながらも高品質なサービスを提供できる点が、多くの企業様に選んでいただける理由なのではないかと想像しています。
見えない成果が企業を支える。管理部門が創り出す「当たり前」の価値
ーー現在の仕事内容について教えてください。管理部の役割は企業によって異なりますが、糸川さんはどのように考えていますか?
正直、「これが担当範囲だ」と明確に定義するのは難しいですね。
私は、企業が事業を進めるうえで必要な業務や、企業価値を最大化するための行動すべてが管理部門の役割だと考えています。
よく「総務部は企業の補集合業務の集合体」と言われますが、それをさらに広い視点で捉えるべきだと思うのです。必要な業務に「やらなくていい理由」はなく、「どうやるか」を考えるのが大切だと感じます。
これは管理部門に限らず、本来全社員が持つべき姿勢でもありますよね。
管理部門は、ブレーンや司令塔として全体を調整し、企業活動を効率的に進める役割を担っています。そこにこそ、管理部門の本当の価値があると考えています。
ーー例えばですが、管理部門に新たなメンバーが加わった際、どのように関わっていきたいとお考えですか?
単純に“上司と部下”の関係や“一社員として向き合う”だけでなく、本人のビジネスキャリア、さらに希望があれば人生全体にまで寄り添う姿勢を大切にしています。
例えば、その方の得意分野やこれまでの経験も踏まえ本人のwillと照らし合わせ、キャリア開発計画を一緒に考えたうえで、それをどのように実現していくのか、本人のアクションプランから会社側の提供機会の具体化までを数年単位で落とし込むといったことを行います。
これまでの人生を振り返りながら価値観を深掘りし、目標・目的を明確にしたうえで、業務の役割だけでなく、組織全体の成長や採用計画も含め、会社と個人の成長が調和する計画を立てていきます。
繰り返しになりますが、一人ひとりがやりがいを感じながら働くためにも、中長期的に成長できる環境をつくることが私の目標です。
自分の力を活かし、楽しみながら会社とともに成長していきたい、そんな方には可能な限り、理想的な職場を提供したいと考えています。
ーー糸川さんが管理部におけるやりがいや楽しさを感じるのは、どのようなときでしょうか?
成果を実感できたときですね。ただ、管理部門の成果は非常に目に見えにくいものです。
例えば、従業員に給与が正確に支払われることや、社内のPCやインターネットが安定して稼働していること。
こうした「当たり前」に見える業務の裏側には、実は多くの努力があります。
管理部門がしっかりと基盤を支えることで、社員が本業に集中でき、会社全体がスムーズに動く。それを実感したときに、大きなやりがいを感じますね。
「陰の立役者」として自分の仕事が企業の土台を支えていると実感できた瞬間は、この仕事ならではの醍醐味だと思います。
ーー逆に、大変さや難しさを感じるのはどのようなときでしょうか?
先ほどの話の裏返しになりますが、「継続させること」そのものが大変だと感じます。
実働部隊は日が当たらない分、モチベーションの維持が難しく、業務に習熟するほど固定化が進み、キャリアの行き詰まりを感じることがあります。
さらに、メンバーそれぞれの得意分野や課題を見極めながら、各自のキャリアプランを構築していくのも難しい部分です。
それでも、管理部門として個人の成長を促進しつつ、全体の効率を高める。
この両立こそが、やりがいのある課題ですね。
ーーそうした困難に直面したとき、どのように乗り越えてきたのでしょうか。
すべてに共通する答えになってしまいますが、「人生と向き合い、寄り添うこと」だと思っています。
自分自身もそうですし、メンバー一人ひとりが本音で向き合い、真剣に取り組むことで、大抵のことは乗り越えられると感じています。
ただ、それを可能にするためには「信頼関係の構築」が欠かせません。
その中でも特に重要なのが、「お互いを理解すること」と「安心して意見を言える環境を作ること」だと思います。これらを築くことは簡単ではありませんが、とても大切なことです。
だからこそ、AIによるコミュニケーションの進化は、人と人をつなぐ新たな解決策のひとつになると信じています。
また、自分自身がしっかりと向き合えるためには、心身のリフレッシュも欠かせませんね。
ーーお休みの日にはどのように過ごされていますか?
最近の趣味は、テニス、バイク、キャンプの3つです。ようやく子どもも大きくなり、これまでは家族中心で自分の時間を持つ余裕がありませんでしたが、ここ数年で少しずつ趣味を楽しめるようになりました。
基本的にオンとオフの切り替えはしっかりしたいので、アクティブに過ごす日は体か頭を動かすようにしています。一方、何もしない日は徹底して休むことを心がけています。
ただ、完全にオフにするとつい暇を持て余してしまい、癖で仕事を始めてしまうことも多くて…。「徹底的に休む」というのは、自分にとってはまだ目標といったところですね(笑)。
ーー日々の生活や仕事で心がけていることがあれば教えてください。
何にでも言えることですが、基本的に全力で楽しむことです。中途半端だと逆にモヤモヤしてしまうので、やるからには徹底的にやり込みます。
何事も本気で取り組むからこそ、心からリフレッシュできるのだと思います。
日本No.1のAI企業へ。社会を変える使命を胸に、Capexが切り拓く新たな未来
ーー今後取り組みたいことや目指している目標について教えてください。
まずはCapexを日本一のAIカンパニーに成長させることが目標です。そのためには、組織を今よりもさらに強靭なものにしていく必要があります。
単純に人数を増やせばいいわけではありませんし、もちろん人が増えないままでも前に進むことはできません。
よく「30人の壁」「50人の壁」「100人の壁」「300人の壁」といった成長の節目が語られますが、既存の概念にとらわれず、非連続的な成長を遂げられる環境を作っていきたいと考えています。
ーーCapexで働く一番の魅力や面白みは何だと思いますか?
やはり成長速度ではないでしょうか。この成長には、企業としての成長だけでなく、そこで働く個人の成長も含まれています。
むしろ、個人が成長することで会社全体の成長が加速する、そんな切り離せない関係があるんです。
大企業で得られる成長とスタートアップで得られる成長は、それぞれ違います。
一概にどちらが良いとは言い切れませんが、強いチャレンジ精神を持つ方には、スタートアップ企業の環境をぜひおすすめしたいですね。
私が若い頃に心に残った言葉があります。それは「丸くなるのは後からでもできるが、尖ったことをやるのは今が一番のチャンスだ」という言葉です。
人生において「今」という瞬間が一番若いタイミング。だからこそ、挑戦をためらわず一歩踏み出すことで、きっと面白い経験や新しい景色が広がると思います。
ーーどのような方と一緒に働きたいと考えますか?
一言で言えば、「社会をより良くしたい」という思いを行動に移せる方ですね。
価値観や生き方は人それぞれで良いと思いますが、社会にはまだ多くの不平や不満があふれています。これは悲観ではなく、それだけ改善の余地やチャンスがたくさんあるということです。
だからこそ、「自分がこの社会を良くする」という気概を持ち、自分の人生も社会も盛り上げたいと思う方とぜひ一緒に働きたいです!
Capexには当事者意識を持ち、積極的に行動できる人が向いていると思います。失敗そのものは全く問題ありませんし、“やってみたけど駄目だった” という姿勢は大歓迎です。ただ、“やり方がわからないから動かない”、“やる前に立ち止まる” という方は、Capexの環境には合わないかもしれません。
“自分がこの会社を良くする” “社会を変える” “成長を実現する” という主体的な姿勢を持つ方であれば、Capexで大きく活躍できるはずです!
ーー最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします!
正直なところ、採用ページやエージェントの紹介文だけでは、私たちの本質や熱量をすべてお伝えするのは難しいと感じています。
だからこそ、働き方の流動性が高まる今、ぜひ気軽にお話ししてみませんか?直接お話しすることで、Capexの魅力や可能性を実際に感じていただければ嬉しいです。
共に高め合い、新しい道を切り開いていける仲間と出会えることを楽しみにしています!
ーー糸川さん、ありがとうございました!
Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!
詳細はこちらのページよりご確認ください。