こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。
今回は、グローバルビジネス開発部(Global Business Development)で活躍するHuiying Jiang(フイイン・ジャン)さんに、これまでのキャリアや現在の仕事内容、Capexで働く魅力、そして今後の目標について伺いました。
官公庁・政府関連のイベント・セミナー運営で培った「一歩一歩確実に成果を創り出す力」、シリコンバレー発VCでの「未来を見据えた事業創造力」、世界的プラットフォームを運営するByteDanceで得た「国際的な規模で動かす実行力」。
Jiangさんはそれらを掛け合わせながら、“対話AI”のグローバル展開を強化すべくCapexに飛び込みました。ぜひお読みいただけますと幸いです!
「グローバルな環境」「大きな裁量」「伸びしろのある領域」の3点を重視して、出会ったCapex
ーーまずは、Jiangさんご自身の経歴についてお聞かせください。
最初のキャリアは広告代理店の株式会社OMCからスタートし、主に官公庁や政府関連のイベントやセミナー、カンファレンスの企画・運営に従事しました。
充実した環境に身を置くなかで、自分の成長機会をさらに広げたいという思いが強まり、「よりスピード感のある現場で新しい挑戦をしてみたい」と考えるようになりました。
そして、シリコンバレー発のベンチャーキャピタルであるPlug and Play Japanへ転職。そこでは約2年2か月、スタートアップと大企業をつなぐエコシステムの一環としてモビリティ分野のアクセラレータプログラムの企画と運営を担当しており、スタートアップの成長をサポートしました。
日々、最先端の技術と様々なビジネス協業可能性に溢れたイノベーションに触れられる環境は本当に刺激的でしたね。
ーーそうした経験を経て、次のステップとして何を重視されたのでしょうか?
自分が支援していたスタートアップの成長をもっと間近で見たい、学びたいという思いが強くなり、そこで出会ったのがByteDanceです。
TikTokを運営する世界的なテクノロジー企業として知られていますが、そこでプログラムマネージャーとして広告主向けサービスの体験向上に携わりました。
急速に拡大するプラットフォームのダイナミズムを肌で感じられたことは、本当に貴重な経験だったと思います。
ーーCapexとの出会いのきっかけを教えていただけますか?
ByteDanceを離れた後は、しばらくゆっくり過ごしながら転職サイトやSNSを緩やかに眺めていました。そのとき、LinkedInで偶然目に留まったのがCapexの求人でした。
これまで私が携わってきたAI関連のサービスは、業務効率化をメインにしたものが多かったのですが、CapexではAIを「質問に答える」だけの存在ではなく、営業やデジタルマーケティングの成果を高めるための“双方向コミュニケーションツール”として活用していると知りました。今までになかったアプローチで面白そうだと感じ、強く惹かれたのです。
ーー数ある企業の中から、最終的にCapexを選んだ決め手を教えてください。
企業を選ぶ上で「グローバルな環境」「大きな裁量」「伸びしろのある領域」の3点を重視していましたが、Capexはそのすべてを満たしていました。
グローバル展開に関しては、アメリカ拠点の立ち上げを含むプロジェクトが進行中で、まだ何も形のない海外拠点を一から創り上げられる可能性に大きなやりがいを感じました。
また、対話AIの領域は今後さらに拡大すると確信しており、Capexの方向性と私の関心が一致した点も大きな決め手です。
また、スタートアップならではの大きな裁量を期待できることも魅力的でしたね。最初の面談でお会いした社長の小亀さんは、言葉の端々から行動力を感じ、「ぜひこの方のもとで新しい価値を生み出してみたい」と思いました。
ーー実際に入社してみて、Capexの雰囲気や仕事のスタイルをどのように感じていますか?
前職と比べると雰囲気や働き方に違いはありましたが、それをむしろ新鮮に感じています。
例えば前職はスモールトークが日常的に多い職場でした。多様な出会いや学びがあって魅力的だった反面、集中して作業したいときには会議室にこもるなどの工夫が必要だったんです。
Capexは良い意味でみんなが淡々と仕事に向き合っていて、必要なときだけスッと会話を交わすスタイルです。
周囲に相談しやすい雰囲気はそのままに、全体的にとても静かで落ち着いているので、自然と集中モードに入りやすいんです。私自身、この雰囲気がとても心地よく、自分のペースを大切にしながら仕事ができると感じています。
やりがいは“探求”の中に。
ーー現在の仕事内容について教えてください。
私はグローバルビジネス開発部(Global Business Development)に所属しており、日本ではまだ私ひとりの部署です。普段は小亀さんやアメリカ拠点のメンバーと連携しながら、BtoBマーケティングの施策を推進しています。
「まず日本で土台を作り、海外でも横展開できる仕組みを整える」というミッションのもと、現在はSNSやオウンドメディアを活用した認知度向上やリード獲得に注力しています。
ーーやりがいや楽しさを感じるのは、どのようなときでしょうか?
やはり施策を考えて試す時ですね。BtoBマーケティングは正解がないので、「あれを試してみよう」「これをやってみよう」と工夫するプロセスがとても楽しいです。
直近で言うと、2024年12月から2025年1月頃にかけて、月1~2回ペースで導入事例などの記事をコーポレートサイトに公開し、それをLinkedInやFacebookなどのSNSへ誘導する取り組みを始めたんです。ちょうど昨日確認したらLinkedInのフォロワーが1000人を超えていて、数か月で予想以上の成果でした。
小さな成果ですが、課題に対して最適なソリューションを考え、戦略を立てて実行し、成果が目に見える瞬間はやはり大きなやりがいですね。
実は私、マーケティングをがっつりやってきたわけではないので、「私で大丈夫かな?」と思ったこともありました。でも小亀さんが「まずは、いろいろ試してみよう」と言ってくださるのは本当にありがたいですし、調べながら学ぶことも多いです。
ーーJiangさんの企画力や発案力をそのまま活かせる環境なんですね。
そうですね。小亀さんはまずはトライしてみることを後押ししてくれますし、ご自身でもアイデアが次々に浮かぶ方です。私も実現可能性やコスト面はしっかり精査した上で、まずは小規模にテストして進めるよう心がけています。
これからも学びを重ねながら、Capexの魅力を広く伝えていきたいですね。
ーー逆に大変な点は何がありますか?
特に2点あると感じています。1つは限られたリソースの中でどう成果を最大化するか。もう1つはマーケティングで、KPIを設定しても効果をどう可視化するかが難しいところです。
このような課題には、まずは社内で優先順位を明確にしながら、小さなトライ&エラーを積み重ねるようにしています。結果が出るまでの過程をこまめに確認し、上手くいかなかったら軌道修正しながら進めるイメージですね。とにかく試して、動きながら学びを得ていくことが大切だと思います。
ーーCapexの3つのバリューのうち、特に意識しているのはどれですか?
3つすべて大切ですが、私が特に意識しているのは「行動力」です。もともとは自分で「行動力が高いタイプ」とは思っていなかったのですが、Capexに入社してから、周囲のスピード感や前向きな姿勢に刺激を受けて、自然と動くことを優先するようになりました。
たとえば以前は一人で抱えがちだった悩みや疑問も、いまはすぐにメンバーや上司に相談しています。
誰かに聞いてみるとすぐにヒントが得られたり、次のアクションが明確になったりするので、「迷ったら動く」というスタンスが身についてきました。結果的に、前述した課題に対しても“行動することで”少しずつクリアできていると感じています。
オフは“人との交流×運動”で、身体も心もリフレッシュ。
ーーお休みの日はどのように過ごされていますか?
休みの日は、人と会うか、ゆっくり休むことが多いです。人と会うときは、また普段と違ったエネルギーをもらったり、新しい情報を得たりすることが好きです。
それ以外では運動が好きで、最近は音楽に合わせながら自転車をこぐフィットネスジムに通い始めました。
運動の影響は体だけではなく、心にも脳にも良いというのをここ数年間でとても実感しています。私にとって、ある意味メディテーションのようなもので、自分の内側に集中できる大切な時間だと思っています。
実は今年、マラソンにも挑戦してみようと考えていて、マラソンのTシャツが密かなモチベーションです(笑)。走るのは苦手なんですが、数か月をかけて練習する過程でどんな効果や気づきが得られるか今から楽しみにしています。
ーー仕事中に疲れたり、煮詰まったりしたときはどのようにリフレッシュされていますか?
オフィス周辺を散歩したりして頭をクリアにするのはよくやります。
オフィスの近辺は散歩にちょうどいい雰囲気ですし、考えが煮詰まっているときに、そのまま机にかじりついていても進まないことが多いですからね。まずは一度リセットしてから再スタートするようにしています。
自分の”やりたい”をグローバルで活かす!主体性が尊重されるフラットな組織で一緒にチャレンジしませんか?
ーー今後取り組みたいことや目指している目標について教えてください。
まずは日本市場でのBtoBマーケティングの基盤をしっかり築いていきたいと考えています。その上で、そこで培ったノウハウを海外拠点へと展開し、さらなる成長ができる環境を整えていきたいと思っています。
ーーCapexで働く魅力や面白みは何だと思いますか?
私が感じているCapexの魅力は、次の3つです。
(1) 裁量権の大きさ
入社前に想像していた以上に幅広い範囲で仕事を任せてもらえて、自分の「やりたい」をすぐ行動に移せます。新しい施策も「まずやってみよう」という空気があるので、チャレンジ精神を存分に発揮できる環境です。
(2) シームレスなコミュニケーション
全員が同じ目標と戦略をしっかり共有しているからこそ、みんなの目指す方向と取り組む目的が明確になり、コミュニケーションコストが驚くほど低いです。お互いの役割も自然と見えてくるので、誰が何をすればいいか迷わずに動けるのがとても魅力的だと思います。情報がスムーズに共有される分、チーム全体のスピード感が上がるのを実感しています。
(3) グローバル展開に関われるチャンス
これから海外拠点を含めた事業拡大が本格化していくので、新しい市場に挑戦したい方には本当にうってつけだと思います。海外でのビジネスチャンスを掴みたい方に、ぜひおすすめしたいです。
ーーどのような方と一緒に働きたいと考えますか?
まずは、自ら考え、主体的に動ける方とご一緒したいと考えています。「考える力」は非常に重要で、そこから生まれたアイデアを論理的に説明し、周囲を巻き込んでいく力がある方は、とても頼もしい存在です。
また、変化を前向きに楽しみながら、柔軟に対応できる方にもぜひ来ていただきたいですね。会社としての方針はありますが、自分の担当領域にとどまらず、「こうしたい」と思ったことは、すぐにトップと話し合い、実行に移せる環境があります。
そうした自由度の高さを楽しめる方にとって、非常にやりがいのある環境だと思います。
ーー最後に、Capexに興味を持ってくださった方へメッセージをお願いします!
Capexは今、アクティブに採用を行っています。ゼロから何かを生み出したい、変化を起こしたいという強い意志のある方であれば、きっと大きなやりがいを感じていただけるはずです。
皆さんと一緒に、新しい価値を創出できることを心から楽しみにしています!
ーーJiangさん、ありがとうございました!
Capexでは一緒に働く仲間を募集しています!
詳細はこちらのページよりご確認ください。