こんにちは!Capex(キャペックス)広報担当です。
対話AIは人と企業のコミュニケーションをどのように変えるのでしょうか?
Capexが目指すのは、業務効率化や顧客体験の向上にとどまらず、「信頼できるパートナー」として企業と顧客をつなぐ対話AIの実現です。
Capexが展開する対話AIシステムは、既に大手企業にも導入されており、今、事業は急成長の真っ只中。事業開発の現場では「こんなことを実現したい」というアイデアが次々と形になり、手応えと成長の実感が得られる環境が整っています。
今回は、大手証券会社、話題のスタートアップ金融を経て、Capexにジョインした、事業開発部長 新才さんに、これまでのキャリアや事業開発の具体的な仕事、AI技術への想い、そしてCapexで働く魅力と目指す未来についてお話を伺いました!
新才 博善 (しんさい・ひろよし)
株式会社Capex 事業開発部長
1988年6月生まれ。兵庫県出身。
慶應義塾大学商学部卒。
2012年 野村證券株式会社入社 リテール営業
2015年 同社 金融市場マーケティング部
2018年 ファンズ入社 執行役員/マーケットプレイス本部長
2024年 Capex 事業開発部長 就任
不動産証券化協会認定マスター
課題解決の先にある信頼。対話AIで創る“安心できるコミュニケーション”
ーーまずは、新才さんご自身の経歴について教えてください。
2012年に野村證券株式会社に新卒で入社し、2015年まで法人・個人富裕層向けに資産運用コンサルティングを提供していました。様々な金融商品を取り扱ってきましたが、リスクリターンが分かりやすい債券が個人的に好きで、そればかり提案していた気がします。
そんな債券好きの縁もあってその後、本社の金融市場マーケティング部に異動し、主に債券の販売戦略や仕組債の組成、為替デリバティブの導入営業などを経験しました。証券マンとしてのキャリアも魅力的ではありましたが、変化を創り出す側にいきたいという思いで転職を決意し、2018年にファンズ株式会社(旧クラウドポート)に1人目の事業開発担当として入社をします。
サービスの立ち上げから、新商品の開発などを前線で行い、最終的にはプラットフォーム全体の責任者として努めておりました。
そして2024年9月より、Capexの事業開発部長として新たな挑戦をスタートしています。
ーーCapexに入社する決断をされた背景には、どのような想いやきっかけがあったのでしょうか?
CapexのAI対話ツールに興味を持ったのがきっかけです。証券営業で多くのお客様と接する中で、担当者の知識レベルやどんな想いでお客様と接するかによって、提供されるサービスの質が大きく変わることを実感しており、いつどこにいても一定レベルのサービスを受けられることは魅力的だなと感じました。
お金にまつわる話など、あまり人に伝えたくないけど、大事な話なので専門家に相談したいという方は多いのではないでしょうか。そんな時知人に専門家がいれば良いのですが、相談できる相手がいない方にとっては銀行や証券会社の窓口までいき、お金の話をしなければいけない状況があります。
また、地方にお住まいの方だと東京ほど情報が入ってこないなどの格差も一定あると考えております。
こうした課題を対話型AIで解決し、誰もが公平で安心できるサービスを生み出したいと考えました。
対話型AIを活用した、人間味を持ちながら営業を代替する「デジタルコンシェルジュ」のような存在が広がれば、お客様と新しい信頼の形を築けると思っています。
ーーCapexで実現したいことについて、具体的にお聞かせください。
先ほども少し触れましたが、対話型AIを使い、誰もが公平に一定水準のサービスを受けられる仕組みを作りたいと考えています。
お客様がAIから必要な情報をスムーズに取得し、手続きまで完結できる仕組みを作り、人が介在することで生まれる心理的な悩みや不安を解消していきたいです。
この問題は金融に限らずあらゆる業界に当てはまるので先入観なく広めていきたいですね。
“面白い”をカタチにする。発想力でビジネスの可能性を切り拓く事業開発
ーー事業開発部の概要や現在の業務内容を教えてください。
事業開発部ではクライアントのニーズに応じて、基盤システムを活用した新しい商品開発を進めています。
現在はCapexでリリースしているPickUp(ピックアップ)とCharacter Platformの深掘りや拡大を進める一方、新規ビジネスの立ち上げにも着手している状況です。
クライアントから「こんなこともできないか」という要望をいただいた際は、その声に応える形で対話コミュニケーションを活用し、課題解決を企業ごとに工夫して提案しています。
ーー具体的に今進めているプロジェクトや、最近の取り組みについて詳しく教えてください。
最近では、大手保険会社様とのプロジェクトに取り組みました。
このプロジェクトではAIから保険商品についての知識や具体的な事例を学ぶことができ、気になった保険があればそのまま申し込むことができるコミュニケーションを設計しました。
AIが窓口となってお客様と雑談も含めた会話をし、専門的な説明や事例を紹介しながら、必要な情報をわかりやすく伝え、加入をサポートする仕組みです。
現在、「店頭対応をAIで代替できないか」といったご相談もいただいており、業務効率向上や接客の質を高める新サービスの開発にも取り組んでいます。
ーー事業開発の中で、どのような瞬間にやりがいや楽しさを感じますか? その理由についてもお聞かせください。
AIの新しい領域に触れるたびに発見があり、それが楽しいです。
事業開発に興味のある方の中には、「AIに興味はあるけど不安」「自分にできるかな」と感じる方もいるかもしれませんが、心配はいりません。
対話は、誰にとっても馴染み深いものですよね。そのコミュニケーションをどう自然にしたり、どんな形で提供すればいいかを考えたりする際に求められるのは、専門的なスキルよりも柔軟な発想です。
技術的な部分は専門のメンバーがしっかりサポートしてくれるので、すべてを理解する必要はありません。
むしろ「こんなサービスがあれば面白い」「こういうアイデアを形にしてみたい」という発想を持てる人ほど、この仕事を楽しめますし、向いていると思います。アイデアを活かしながらやりがいを感じられる環境が、Capexには整っています。
ーー仕事の中で感じる大変さや難しさはありますか? また、それに対してどのように工夫しているのでしょうか?
AIの対話領域では、AIとのコミュニケーションによってどのように行動の変化が起きたのかを証明することが難しいと感じます。例えば「この会話がきっかけで商品を購入した」といった具体的な効果を証明することです。
ユーザーがどんな悩みや期待を持ってAIとコミュニケーションを行っているのか、どんな対話を求めているのかを考えることは難しくもあり、やりがいでもあります。
もちろんコミュニケーションによる「好感を持ってもらえた」という反応はアンケートなどで把握できますが、潜在的なニーズやなんとなくこう思ったという感情的な部分はまだまだふかぼる余地がありますね。
なのでできる限りユーザー目線に立って、コミュニケーションを設計したり、色々な人にサービスを触ってもらってなるべく多角的な観点で考えるように工夫をしています。
オンとオフのメリハリ。高い集中力と柔らかさが共存するCapexのチーム
ーー新才さんから見て、Capexの強みは何だと思いますか?
一番の強みは柔軟さです。一社ごとに最適な設計を行うことで、クライアントのニーズにしっかり応えられる点が特徴です。
固定化されたパッケージ商品ではなく、要望に応じてサービスや商品の形を変えていけるところがCapexならではの魅力ですね。
どんなクライアントにも、その企業が求めるものにぴったり合ったソリューションを設計し、提供できる。こうした対応力こそがCapexの強みだと思います。
ーーCapexのチームの雰囲気について教えてください。
Capexのチームはとても相談しやすい雰囲気が特徴です。「5分考えてわからなければ人に聞こう」という社内ルールがあり、相談が歓迎される文化があります。
また、チームは固すぎず柔らかい雰囲気です。業務中に長々と雑談することはありませんが、休憩のタイミングでは気軽に話をすることも多いです。
オンとオフの切り替えがしっかりしていて、やる時はとことん集中し、休む時はリラックスするといったメリハリを大事にしていますね。
余談ですが、社内にはスポーツ好きが多い印象です。僕自身はバスケが好きですが、社員の中には野球ファンが多く、大谷選手の活躍があると自然と話題に上がります。
こうした日常の何気ない会話も、チームの良い雰囲気を作る一因だと感じます。
ーー休憩時間は皆さん何をされていますか?リフレッシュなどどのように行っているのでしょうか?
休憩中は、それぞれが自分のペースで自由に過ごしています。
例えば、窓から外を眺めてゆっくりしたり、散歩に出て頭をリフレッシュしたりする人など様々です。オフィスの近くには神社やミッドタウンの公園があり、自然を感じながらリフレッシュするには良いスポットですね。
未来の成長分野でキャリアを築く。 対話AIビジネスの最前線で挑戦する仲間を待っています
ーー今後取り組みたいことや目指している目標について教えてください。
対話システムのクオリティをさらに高め、さまざまな場面での対話をAIが代替し、円滑なコミュニケーションを促進していきたいです。
例えば、日常の顧客対応や業務サポートはもちろん、教育や医療、福祉といった人手不足が深刻な分野でも、AIが対話を担うことで質の高いサポートを提供できる未来を目指しています。
ーーCapexで働く一番の魅力や面白さは何だと思いますか? また、その中でどんな経験ができるのでしょうか?
成長している真っ只中のフェーズにいることだと思います。ベンチャーと一口に言っても、メガベンチャーのようなところもあれば、Capexのようにまだまだ少人数の会社もありますよね。
少人数の段階で入れた人は、特定の役割や業務が分業化していないため、経験できる領域の幅が広いんです。
そこが一番の価値であり、会社がどんどん大きくなっていくフェーズにいるので、そのダイナミズムも非常に面白いと思います。
また、Capexではスピード感も大事にしつつ、どちらかといえば「着実さ」を重視している点が特徴です。短期的な成果にとらわれず、長期的に確実に価値を積み上げる姿勢が、事業の成長を支えています。
ーーどのような方と一緒に働きたいと考えますか?
Capexに強い興味を持ち、一緒に事業を成長させるやる気のある方とご一緒したいです。AI事業の経験がなくても「チャレンジしてみたい」という強い気持ちを持つ方は大歓迎です。
Capexは自分の役割に制限を設けず、柔軟に様々な仕事に取り組める方が向いている環境です。
例えば「大企業で特定の役割を経験したけれど、もっと全体を俯瞰してビジネスを動かしてみたい」「より広い裁量を持ちながら、事業の成長に深く関わりたい」と考えている方には、自分の力を存分に発揮できる場所だと思います。
ーー最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします!
今、AIは世界中で注目を集めている成長分野です。そんなタイミングで、ベンチャー企業で経験を積むことは、キャリア形成の上でも絶好の機会だと思います。
興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽に話を聞きに来てください。Wantedlyなどで公開している募集から「話を聞いてみたい」とご連絡いただく形でも大歓迎です。
挑戦をサポートしながら、一緒に成長していける場を用意しています!Capexで対話型AIの未来を実現しましょう!
ーー新才さん、ありがとうございました!
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